坐骨神経痛は治る?
こんにちは(^-^)
奈良県香芝市の下間整骨院です。
坐骨神経痛、
けっして年配者だけの
症状ではありません。
坐骨神経痛とは、
疾患名ではなく、症状名です。
風邪でいえば、
咳や発熱みたいな感じです。
では、
何が坐骨神経痛の元になるのか?
なのですが、
原因は、色々とあります。
一番多いのは、
椎間板ヘルニアではないでしょうか。
脊柱管狭窄症(高齢者)や
腰椎分離症、すべり症なども
坐骨神経痛の原因となります。
この坐骨神経痛は、
痛みを感じる場所が
悪いのではなく、
痛みの原因は、
主に腰椎(腰の骨)付近にあります。
神経学的な見方をすると
坐骨神経痛の確かなメカニズムは、
完全には、解き明かされていません。
神経が圧迫されるからだとか、
筋肉が硬くなるからだとか、
諸説あります。
そこは、専門家に任せましょう。
重要なことは、
坐骨神経痛という痛みを
感じている
ということです。
少なくとも、
頭(脳)が痛みを感じている、
=イメージしている
ということです。
何らかの感覚信号の変異を
受け取って、
痛みをイメージしています。
痛みのイメージを促す
感覚信号の変異は、
普段正常な時とは違った
感覚信号であるということを
意味しています。
例えていうなら、
ご主人にしろ、奥さんにしろ、
今日帰宅したら、
パートナーの顔が
全く違っていたらどうですか?
驚きますよね!
仮に脳が貴方だとして、
パートナーが感覚信号だとします。
ある日突然、
パートナー(感覚信号)の顔が
別人だったら(普段と違っていたら)、
貴方(脳)は、
声を上げて驚かれますよね?
坐骨神経痛という痛み感は、
まさに、声を上げて驚く時の
声みたいなものです。
大きな声を上げる人も
いらっしゃれば、
声を上げずに押し黙る方も
おられるでしょう。
よく言われる、
「神経が(ヘルニアなどにより)
圧迫されてるから神経痛が出る」
という坐骨神経痛への解説は、
完全に立証された
病理ではないにしても、
なにがしかの異常信号が
脳に伝わっていることを
表現した説明です。
ただし、
ヘルニアによる圧迫があっても
痛みを感じない人が
少なからずいらっしゃったり、
手術で神経圧迫を
取り除いた訳ではないのに
神経痛が収まったりするのは、
脳の変異した感覚信号への
受け止め方に理由があります。
ですから、
受け止め方次第では、
手術せずとも、
神経痛が改善する
可能性がありますし、
逆に
何をしても神経痛が
取れない症例も出てきます。
ごく稀にですが、
手術をしたにも関わらず、
神経痛が取りきれない症例も
あります。
そういう例も
脳の感覚信号変異に対する
受け止め方の違いや
その受け止め方(痛みの理由)を
記憶してしまっているのかも
知れませんね。
では、
どのように脳の受け止め方を
痛みが出ない方向に
変えれば良いのでしょうか?
それは、次回に書かせて頂きます。