見出し画像

オムレツを作れるようになると暮らしがとても豊かになる

調理師学校に通い、試験科目だったので、オムレツをそこそこ作れるようになった。調理師免許をとって料理が上手くなったのかというとあまりピンときていないが、オムレツを作れるようになると暮らしがとても豊かになることは声を大にして言いたい!!

材料はシンプルで、卵2個と塩こしょう、サラダ油だけである。これを18センチくらいの小さいフライパンで焼く。牛乳や生クリームを入れたり、バターで焼く場合もあるけど、卵だけで味が濃く、十分美味しい。
熱したフライパンにサラダ油を敷いて卵を投入し、箸でかき混ぜスクランブルエッグを作る。まだ半熟状態でフライパンを奥に傾け、パタンと二つ折りにする。この卵を回転させながら、ラグビーボールのような球体にしつつ、表面だけ焼き固めて、つなぎ目が閉じれば皿にうつして完成である。
オムレツは袋状になっていて、表面はなめらかに焼かれているが、中はトロトロの半熟状態だ。ケチャップなど付けなくても、卵の味だけでうまい。パンに挟んでオムレツサンドにしても美味しい。

調理師学校では、これを鉄のフライパンと菜箸だけで作らなくてはいけない。卵を回転させるのは、フライパンを傾け、柄を叩くだけだ。が、わたしは最後までマスターできなかった。(一応合格にしてもらえたけど惨憺たる出来でした。)ということで、今はフライパンはフッ素に変え、卵はゴムベラを使ってひっくり返すことにした。これでもたまに失敗することはあるが、スクランブルエッグになったり、オムレツが宙を舞い床に落ちることはない。

ホテルの朝食バイキングで作ってもらうように、チーズやベーコンを入れてもいい。納豆オムレツは酒が進んで仕方がないので要注意だ。これらのオムレツは人に出しても喜んでもらえるので、練習してよかったなあと思う。基本のオムレツができれば、暮らしが豊かになることを声を大にして言いたい。YouTubeにいくらでも動画はあるので、わたし(無職)のように暇な方はぜひやってみてください。

中は半熟ですよと伝えたいと思っている写真

これはほうれん草とベーコンを入れました。上手に作れた記念にこの記事を書くことにしたのです。おいしいなあ、おいしいなあ、と一人で言いながらわしわし食べました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?