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特別支援教育は小中の連携が重要になる!
「高卒」について以前書きました。
今回も少し。
来年度入学してくる母子が見学に来られました。
授業の様子等を知りたいのかな?とか、めっちゃ質問されるかな?とかかなり身構えて対応したのですが、まったく話をされなくてどうしたもんかと
(^-^;
私が話を振るとお母さんと娘さんが会話をし、それで終了。
返事らしきものがなく、また声が小さくて聞こえない(;^_^A
どうしたもんか(^-^;
その中でも聞こえてきたのが、「わからなかったら塾に行かなあかんな」「みんなと一緒の高校に行きたいんやね」「全部(の授業)、交流(学級)で受ける」というフレーズ。
すかさず「そうなると、こちら(特別支援学級)に在籍する意味が、ね」と言ってしまいました。
そもそも、要支援児の保護者は特別支援学級(以下、支援級)をどのような学級だと考えているのだろうという疑問が大きくなりました。
中学校で支援学級に入級する児童は、ほぼほぼ小学校でも支援級に在籍しています。
では、小学校で支援級に転籍(大勢の児童が在籍する通常学級から支援を要する児童が在籍する支援級に籍を移すこと)するときに、先生からはどのような説明を受けているのだろう。
小学校の先生が悪いと言っているわけではありませんです、ハイ。
どのような特徴を持った児童が在籍する学級なのか。どんな勉強をするのか。それが将来どうつながっていくのか等々、きちんと理解されているのか。
学校側としてはきちんと正しい情報を与えているのか。
小学校と中学校の最大の違いは、受験の有無です。
小学校の先生方は受験までを見据えて説明ができていないのだろうなあと強く感じます。
良いとか悪いとかという話ではなく。
でも突き詰めていくと、結局我々教師が「特別支援教育」の正しい知識や情報を持っていないというのが一番の問題のような気がします。
こんなことを偉そうに言っている私自身も、支援級の担任になってまだ2年目。
知らないことだらけ。
すべてを理解している!と勘違いしないように気をつけねば。
でもでももっと飛躍すると、日本全体が社会的弱者に対してまだまだ関心がなさすぎるのではないか。
やはりまだ社会的な関心が低い。
そう感じるのは私だけじゃない気がしますが、いかがでしょう?
話が脱線しましたが、前述の母子はきっと中学校に入学して「想像してたんと違う」と思うことでしょう。
「なんで??」と。
やはり小中で情報交換をもっとするべきではないかなあと、先日小学校の先生方と話をしているときに感じました。
どうも学校の先生というのは受け身でいることに慣れてしまっているみたいです。
来年度はちょっと動いてみようかな。