続けると「自信」が手に入る。
卒業式がもう見えかけている。
3学期に入り、受験準備と同時に卒業式の準備も始まる。もっと具体的に言えば、歌の練習だ。
皆さんは卒業式で何を歌われましたか?私は、校歌、仰げば尊し、蛍の光、大地讃頌、だっけ?蛍の光は卒業生は歌わない??だっけ??
いまでは「旅立ちの日に」が定番なのかな。近隣の中学校は必ず歌っている。その練習している声が運動場に流れ出すと、「あー、来たなあ」と授業をしている傍らで感慨に耽っていることが多かったこと思い出す。
卒業生へのメッセージを書いてほしいというPTA広報から職員に依頼があり、それを書いた。「贈りたい漢字一文字は何ですか?その理由も書いてください」と依頼書にはあった。
贈りたい文字なんてないよ・・・と考えたこともないような、初めての依頼内容に戸惑いながら、ここはやっぱりネットやろうとPCを開いた。
やっぱりこんなテーマのサイトもいっぱいあった。どれを写そうかなあなんてダークサイドichimuraが顔を覗かせたが、そこは教師ですから!参考にしました苦笑
見てるといろいろあった。夢、希、望、翔、挑etc… 気をつけたのは押し付けがましいものにならないようにしようということ、ありきたりなのは面白くないということ。
いずれにしても、今の自分にしっくりくる文字を探して見つけたのが「続」。
続けるということ。
これはやったことがある人でないと理解できないと思う。
どれだけ苦しく大変で、難しいことか。
それでいて自分に「強さ」を与えてくれる。
それを改めて思ったのは、紅白で見たB'zだった。
紅白後、SNSを見ているとB'z関連の書き込みの多いこと!90年代、B'zはダサかったこと、海外アーティストのパクリだと言われていたこと等々書いている人はどこまで知っているのか、何を知っているのか、本当のその年代の人で海外アーティストのパクリだと聴き比べたことがあるのか。ツッコミどころ満載のものばかり。
今のB'zのお二人を見て思うのは、「勝手に言ってろ」、いや、全く興味がなかったんだろうなということ。
自分たちのやりたいことをやりたいようにやってきただけ。自分たちが面白いと思うことを追求してきただけ。「売れたいと思ってやってない」と言われていたような気がする。
まさに続けることの難しさと面白さを体現されているように感じた。何と言われようとただひたすら続けること。それが「強さ」になる。
卒業生に向けてのメッセージは以下のようにまとめた。
続けること。それは想像以上に難しいですが、「自分を信じる力」が得られます。「自信」です。何を続けてみますか?