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「この会社らしさ」とは? 入社から何年経っても変わらないこと

こんにちは。スパイスボックス・コアづくり委員会です。3本目の記事は、「コアコピーの振り返り」についてです。

「コアづくり委員会」とは
スパイスボックスらしさの言語化や、インナーブランディングについて考える、スパイスボックスの有志組織です。

2年前、社員が考えるスパイスボックスらしさを表すコピーを社内の有志メンバーにつくってもらい、社員全員で投票も行いましたが、票が割れたことで1つには決まりませんでした。

そこで、今回は過去にコピーを考えてもらった方の中から代表して、吉池、松本、澁谷の3名に、2年前と今とで変わらない「この会社らしさ」について座談会を開きました。

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▼これまでの活動記録は下記からご確認下さい!

熱量を感じたコピーづくり

ーーそもそも「コアコピーづくり」に参加した理由は何ですか?

吉池:コアづくりへの参加理由は、スパイスボックスの人事領域を担っていることもあり、会社のことを社外の方に説明・発信する機会が多いので、コピーが出来上がったら、しっかりと自分でも語れるようになりたいと考え、プロセスを詳しく知っておきたいと思ったのがきっかけでした。コピーづくりに参加したのは、全社員に協力依頼をして進めるなら、まずは委員会にいる自分が参加していないといけないな、と思ったからです。

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吉池瑠衣:執行役員 HR室 室長

ただ、私自身はコピーづくりが得意なわけではなかったので……採用されるようなコピーを絶対につくりたい! というよりは、できあがったコピーや、コピーに込めた想いがプレゼンによって、社内のメンバーに伝わればいいなという気持ちでした。私のいち意見を伝えることで、みんなの中に新たな選択肢や考えが生まれてくれたらいいなぁと。

松本:そうだったんですね。私たちは選ばれるために、他の方が打ち出さないポイントを攻めよう! とか考えていました(笑)。ただ、私が参加したきっかけ自体は、葵ちゃんに誘われたからなんですけど……葵ちゃんがすごく会社のことを考えてくれていたので、私は「翻訳する人」という立ち位置で安易に参加しました(笑)。

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松本優紀:クリエイティブ/プランナー

澁谷:実際にまっちゃんがいたことで、頭が柔らかくなりましたし、ブレストでも多くのアイディアが出ました! あと、自分が出したアイディアに「いいね!」って言ってくれるので、自信を持って挑むこともできました。

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澁谷葵:プロデューサー/サブリーダー

吉池:えぇー! 私も松本ちゃんとやりたかった!(笑)

松本:(笑)

吉池:私はひたすら自分の過去と向き合って、振り返っていたので……。

澁谷:ただ、私とまっちゃんは職種も違うので、価値観や意見もズレるかなと思っていたのですが、実際に私たちが共通認識として描いていたいい会社や、いい先輩の像は一致していて驚きました。

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ーー実際にいくつか出たコピーは、投票が割れたことで1つには決まりませんでした。その時の率直な感想をお聞きしたいです。

吉池:タイミング的に1つに確定/絞るのはまだだったのかな? と思いました。「決めよう」という雰囲気が強いのか、「決まらなくてもみんなで考える過程を重視しよう」という雰囲気が強いのかで、結果も変わるのかなと。

澁谷:私は、しっかりとプレゼンをし、投票者は理由も書いた上で多数決をしたのに決まらなかったので、これ本当にいつかは決まるの? と思ってしまいました。ただ、票が割れて決まらなかったということが、ある種スパイスボックスらしさだなとも、時間が経つにつれて感じました。

松本:今、当時のプレゼン資料を見返しいていたんですけど、けっこう私たちは“決め”にいっていたなぁと…(笑)。だからこそ、決まらなかったときはちょっと悲しかったのを覚えています。でも、他の方のプレゼンを聞いて、たしかにこれもいいな、あれもいいなと素直に思えたので、どれかを捨てて、どれかを残すという判断はたしかに難しかったなと。

澁谷:プレゼンを聞いていたメンバーに感想を聞いたんですけど、全部のプレゼンに感動したとか、全発表者の想いに共感して選ぶのが難しかったって言っていました。

吉池:私も想いの強さや熱量に感動したのを覚えています。そもそも全社員のうち約10%が表に立ってプレゼンをしていたって、すごいことですよね。

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変わらない良さがベースにある

ーー入社間もない時に感じていた「スパイスボックスらしさ」はありますか?また、それは今でも変わっていないですか?

吉池:人がいいってことですかね。私が思う「人がいい」と感じる点は、誰かが信じる道や、やりたいことを妨害せず、むしろそれを貫いたほうがいい! と応援したり見守ってくれたりするスタンスがある点かなと。その人らしく働けている方が、パフォーマンス力は上がると思いますし、私自身も入社から今までずっと居心地がいいなって感じています。

澁谷:すごく共感します。クライアントや生活者だけでなく、一緒に働く制作会社や、社内のメンバーのことも大切に考えている印象がずっとあります。私個人で働き方がかっこいいと思う先輩は、クライアントや生活者のことまで思って考えきれる人なのですが、実際にこの広告を見たらどう思うかをしっかり考えきれる人が多いなと。

松本:私も葵ちゃんとブレストする中で「思いきる」って単語が出てきたとき、すごいスパイスボックスぽいなって思いました。クライアントに対しても社内メンバーに対しても相手を思える人が多いんですよね。

吉池:相手のことを思える人が多いってことは、私もコピーを作るときに考えていました。たとえ人が入れ替わってもスパイスボックスのベースにずっとある文化ですよね。

澁谷:たしかにずっと前からありますよね。私は入社前の面談の段階からなんとなく感じていましたし、かっこいいなって思う人はむしろ入社してからもっと多くいたんだって気づけました。

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ーーかえって、「改善が必要なところ」もあったりしますか?

澁谷:「考えきる」というのは、やりすぎちゃう、こだわりが強すぎるという面とも近いなと思っていて…疲弊しちゃうときもあるなと。丁寧なのはいいことですけどね!

吉池:表裏一体だよね……(笑)。私が考えていたことも「良くも悪くも」なんですけど、自分次第なところがあるなと。意志が尊重されるのはいいところでありながら、成長するもしないも、ある種自分次第になっているとも言えるので。意志があれば、そこに向かってスピード感を持って成長できますけどね。

松本:たしかに。どちらにも「分かるなぁ」と思います。

吉池:でも私が入社したときからずっと変わっていないから、カルチャーなのかもしれないね。

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最後に

ーーコア作り委員会に期待することをお伺いしたいです。

吉池:いつも全社員を巻き込みながら進めてくれていることに感謝しています! エネルギーが必要なことですが、今後も続けてくれたらありがたいなと思っています。

松本:私も、みんなで話す場を作ってくれて嬉しいです。みんなが納得できるコアコピーがいつかできるといいなと思っています。

澁谷:なんだか、決着を求めている感じがすごく伝わってきますよね(笑)。

松本:そろそろ決着を……!(笑)

吉池:お願いします!(笑)

澁谷:そうですね! みんなでいつか決着させましょう……!(笑)

松本:最近はみなさんにも会えていないですし、会えるだけで楽しみです。

吉池:リモートを選択する方も増えたので、会社やメンバーを意識することも減っているだろうし、この2年間で経営や仕事の仕方もかなり変わっているので、スパイスボックス自体が進化してそうだなって思います。

松本:久々に集うことで、また新しいスパイスボックスに会える気がしています。

澁谷:お2人の話を聞いていて、1月6日がもっと楽しみになってきました! みんなに会えるだけで感動しそうです……!

吉池:たしかに早く会いたいよね! 楽しみです!

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