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2024南インドへ カライクディ編 

前回 チェンナイ編の記事はこちら


チェティナード料理を求めて

チェンナイから国内線で南にさがり、マドゥライ へ。ただマドゥライ の街にはいかず、空港からタクシーで2時間弱、向かうは、カライクディ。
クーラーのないタクシーは、窓を全開にして、土埃の多い道路を走っていく。
何もしてないのに、肌はやけ、喉が渇く。
内陸だからか、海のあったチェンナイよりさらに暑く感じる。

カライクディやマドゥライ はチェティナード地方の中心都市、
美食の街で知られる。
世界を相手に貿易などで財をなしたチェティヤールの商人たちの住むエリアで、
特に料理は有名。海外の影響もおおく受けていて、インドでは珍しい食材も多々使われている。
スパイスもビシっと決まったものが多い。
多様なチェティナード料理、特徴はこれ!っていうのは難しいのだけれど、
そのわからないところが、チェティナード料理なのかなぁ。

マドゥライ は大きな都市だし、有名なレストランがたくさんある。
でも、私たちは先に、カライクディへむかう。どうしても行きたい場所があったから。

タクシーから見る景色が、変わっていく。椰子の木しかないような通りから、民家がちらほら。人も多くなっていく。とは言っても、街というより、村??
と、そこで突然、美しいホテルが現れる

ここは楽園? ザ・バンガラ(THE BANGALA) 

ホテルバンガラ の入り口

チェックインして、部屋に荷物を運び、ランチへ。
その間に、何度、わーきゃー、言ったことでしょう。
いちいち可愛いし、いちいちお洒落だし、ぜーんぶ快適!
と言うわけで、まずはホテルの写真を!!

リゾートホテルといえばプール
2階から中庭をのぞく


花が美しい
ベッドカバーも可愛い室内
部屋の前のスペース

何気なくおいているイス、飾っている絵、つぼ、庭の花々、家具、壁、階段などに施された細工・・・。
とーっても素敵で、ため息が出ちゃうのでした。ホテル内を探検してるだけで十分楽しめた。

バンガラのお料理はすごかった

バンガラに着いたのはお昼の時間には少し遅い。
でも、「ランチ食べる?」って聞いてくれたので、いただくことに。
ランチはミールス。
中庭に面した素敵なレストランでいただきます。

次々とお料理が盛られていく

ライスだけでも2種類。ビリヤニとココナッツライス。
ビリヤニ一品でも豪華なのに、それがミールスに組み込まれていて、品数もたっぷり。やりすぎw

お腹いっぱいで、夕飯はパス。

翌日の朝ごはんは、ドーサ とオムレツ。他にもいろいろ勧められるけど、胃袋の隙間がない。ドーサ はポディドーサ で、これがうまい。

ドーサ 、トマトチャトニ、ココナッツチャトニ、サンバル
オムレツ

夜は、事前に予約していた料理教室へ。
バンガラのシェフが料理を教えてくれるのだ。その場所も素敵


料理教室開催のキッチン


トマトライス、エビのマサラ、ポテトマサラなどなど、4品ほど、
1時間くらいでさくっと作る。
デモンストレーション形式。
英語のレシピももらえるけれど、実演と異なることも多いので、そこは自分で考えて、書き直したり、書き足したりが必要かな。

同時に何品もの料理を作り上げていく

作った料理は、ディナーの時にいただきます。
通常のディナーも提供されるので・・・すごい量。

料理教室で習ったもの
少しずついただきます。

オレンジの紫キャベツのサラダや、セロリのスープも、美味しかった。
大きな胃袋が欲しいと思った、バンガラディナー。
その後、インドで食べたいろんなご飯と比べても、やっぱりバンガラは
最高でした。

カライクディの街を散策、アンティーク&布屋さんにときめく

ホテルから、10分ほど歩いて、カライクディの街中へ。
38度くらいの気温、日差しも強い。1リットルのペットボトルの水を持ち歩く。
インドではトイレットペッパーも持ち歩くから、小さなバッグ持ってきたけど使わず、エコバッグをずっと使っていた。この2つがないと生きていけないのです。
そして、冷たかったお水は、あっという間に「白湯」に。


観光客らしき人はほぼいない。ローカルな街並み。
お祭りなのか、綺麗な色の衣服に身を包んだ人たちがたくさん。
カメラを向けてもニコッとポーズしてくれたり、通り過ぎがてら手を振ってくれる。

私たちが向かったのは、アンティークショップが並ぶストリート。
インド料理仲間のみわちゃんのブログで、知った。(超充実の記事)
チェティヤールの豪邸から放出されたアンティーク品の数々が売られているのだ。

上の棚から、私も小さな人形を一つ購入


同じようなホーローがホテルバンガラにもあった


デリーなどから買い付けに来る人も多いとか

アンティークショップ街は奥に行けば、いくほど、品揃えの充実したお店が出てくる。だが、入り口で、やたらと懐っこいおじさんに声をかけられ連れていかれるお店がある。閉まっていたシャッターを開いてくれて、「見てみて」と言ってくる。ホコリだらけで、その中から、可愛いとか可愛くないとか見極めるのは大変。

そのおじさんのお店を通り越して、奥に行けば、広くて見やすいお店がたくさんでてくる。

最初のおじさんのお店、ここは素通りしても良いw


私たちは最初のおじさんのところで少し買ってしまって、その後、奥のお店のことを知り、翌日出直したのでした。
あと、値切るの大事!!
モンちゃんは、スーツケースにどうやって入れるんだ??ってくらいかさばるものをあれこれと買っておった。

またサリーショップや布屋さんもたくさんあった。
かなり安いので、荷物に余裕があれば買ってもよかったかもしれない。
私はマドラスチェックの布を、テーブルクロス用に買いました。
モンちゃんはサリーを買おうとしてたけど、やめて正解だったと思う。だって、この後、コチにいき、爆買いモードになるんだから・・・。
国内線の重量制限に、冷や冷やしながら、後半は旅をすることになる。

私はバンガラで美術書のような料理本も買っちゃったから重かった。

快く写真を撮らせてくれたマダム❤️

カライクディは、いつかまた絶対来たい。いや、来る!
後ろ髪をひかれながら、次の目的地、マドゥライ へ向かったのでした。

しかし、長いな、文章。


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