
摂食障害メモ①
こんにちは。
ほしあかりです。
この記事は勉強メモです。
はじめに
最近摂食障害について調べてるのでメモ。
一回でもアウトプットしとけば忘れにくくなるやろ。
僕が摂食障害というわけではないです。
BMI低すぎで保険の特約入れなかったのは確かだが、これは心当たりがあることだし、今ちゃんと食ってるので大丈夫。
痩せたくない。筋肉付けたいの僕は。体重増やしたい。
先に参考文献
これで勉強したことだよ。
①西園マーハ文 著 摂食障害の精神医学「心の病気」としての理解と治療
これは一通り読んだ。
この本を基準に、気になる部分だけ抜粋していく。
②マーシャ・ヘリン、マリア・ラーキン 著 井口萌娜 訳 摂食障害治療の栄養カウンセリング ー管理栄養士のために ー
こっちはまだほとんど読めてない。
読み進めはするけど、基本は①の補足資料として引用する。
要は辞書的な使い方をしていく。
分厚くて読むのが大変そうなのと、僕は栄養士でもなんでもない。
だからあまり読む気にならない。
Q. 何で買ったの?
A. 目次見てたら栄養士や精神科以外からのサポートについても書かれてたから
③ハートクリニック DSM-5-TRの変更点について
①と②は、2013年に刊行された米国精神医学会(APA)の診断分類「DSM-5」(あるいはDSM-IV)を基準に書かれている。
これが、2022年(日本語訳版は2023年)に改定されて、テキストリビジョン(Text Revision → TR)版として新しくなったらしい。
ぱっと調べたらハートクリニックさんが変更点をまとめてくれていたのでこれを信じることにする。
本を調べたら5000円くらいしたのと、摂食障害だけではなく精神疾患全てについて書かれているのでさすがに過剰。
摂食関連についても、名前が変わっているらしい。
摂食障害
→摂食症食行動障害および摂食障害群
→食行動症及び摂食症群過食性障害
→むちゃ食い症
DSM-5-TRは主に本文部分を改訂したものですが、病名や用語の一部も改定されました。邦訳は日本精神神経学会に設置された「精神科病名検討連絡会」のガイドラインに沿って決められています。その際の基本方針は下記の通りです。
1. 患者中心の医療が行われる中で、病名と用語はよりわかりやすいもの、患者の理解と納得がえられやすいものであること
2. 差別意識や不快感を生まない名称であること
3. 国民の病気への認知度を高めやすいものであること
4. 直訳がふさわしくない場合には意訳を考え、カタカナをなるべく使わないこと
5. 原則、病名のdisorderを、disabilityの邦訳として広く使われている「障害」ではなく、「症」と訳すこと
出典)『DSM-5-TR 精神疾患の診断・統計マニュアル』(医学書院)
このうち、「~障害」とされてきた病名が「~症」と訳されたことは特筆すべき変化と言えます。「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」などのように病名が併記されていたものも、多くが「~症」のみに統一されました。
「むちゃ食い症」は名称どうなんだろう?
参考文献はまだ増えるかも。
まず摂食障害って何よ
これ知ってます?皆さん。
僕は拒食症と過食症は聞いたことある気がした。
摂食障害とこの辺ってあやふやじゃない?
摂食病とは、いわゆる拒食症、過食症などの心理的背景をもつ食行動の問題の総称
どっちもだったわ。
あと「いわゆる」ってことはもしかして拒食症、過食症ってちゃんとした病名ではない?
先にDSM-5に挙げられている症状について
DSM-5は診断基準が書かれている。
これ以降で、その診断基準を引っ張ってくることがある。
このときマジで注意してほしいのがDSM-5に挙げられている症状だけが、各疾患の特徴ではない。
ということ。
DSM-5がやりたいことは「他の疾患と異なる部分に焦点を当てることで、診断基準を定義する」らしい。
だから例えば、疾患Aに「抑うつ気分」が見られる。けど疾患Bや疾患Cでも抑うつ気分がある場合、診断基準に「抑うつ気分がある?」とあってもあまり機能しないので省いた。
ということだろう。
この先、神経性過食症という疾患を挙げる。
その診断基準に「抑うつ気分がある」は含まれていない。けど神経性過食症の患者さんはだいたい抑うつ気分の症状を抱えている。
「神経性やせ症」(いわゆる拒食症)
一般に「拒食症」と呼ばれる病態
anorexia nervosa (AN) 。訳は「神経性やせ症」
DSM-5の診断基準
必要量と比べてカロリー摂取を制限し、年齢、性別から期待されるよりも非常に低い体重になっている
非常に低い体重なのに体重が増えることに強い恐怖がある。または体重増加を妨げるような持続的行動があること
自分の体重または体型の体験の障害。自己評価に対する体重や体型の不相応な影響または現在の低体重の深刻さに対する認識の持続的欠如
体重が100g増えただけで死にたくなって登校できない
決めてた量より一口だけ多く食べてしまい、一日中そのことで頭がいっぱいで他のことを考えられない
…とか
↑ 診断基準以外に
過活動、運動脅迫
日々の生活のワンパターン化
社会的孤立
身体症状
徐脈、低血圧、赤血球減少(貧血)、白血球減少、無月経など
低栄養の影響骨粗鬆症など長期経過後の症状
神経性やせ症には
「制限型(おそらくいわゆる拒食)」
「過食・排出型」
のサブタイプ(亜型)がある制限型の患者さんの多くはいつかは過食・排出型の症状を発症する
50%以上が神経科過食症の行動を発症する
あたりが主な特徴とのこと。
飯食ってないので栄養が足りなくなるのはすぐにわかる。
あと体重は基本えぐいことになってそう。
成長期にこれになると身長の伸びも止まるパターンもあるらしい。
僕はモデル体型みたいなのかなり苦手なので、それを目指してこの症状が出てしまう人には心底同情する。もっとむっちりしている方が好きだ。
「綺麗になりたい」ではなく「スポーツで結果を残したい」で摂食症になってしまう人もいるらしい。
僕が嫌いなもののせいで摂食症が出ることが多いのかもしれない。
「やせブームが拒食症をつくる」というのは、やや単純化しすぎた見方である
ちなみにanorexia nervosaという病名は19世紀にイギリス医師が言い始めたらしい。古いんだね。ビクトリア女王の侍医もしてたGullさんだそうだ。
現代病ってわけでもないと書いてある。
欧州は19世紀から感覚変わって無さそうだから現代病な気もする。
「神経性過食症」(いわゆる過食症)
一般に「過食症」と呼ばれる病態
bulimia nervosa (BN)。訳は「神経性過食症」
DSM-5の診断基準
以下のような過食エピソードが繰り返しある
他とはっきり区別される時間帯に、同様の状況でほとんどの人が食べる量よりも明らかに多く食べる
(「詰め込むように食べる」という表現がされている)この間は、食べることを抑制できない感覚がある
体重増加を防ぐための反復する不適切な「代償行動」
自己誘発性嘔吐(自分で吐く)
緩下剤
利尿剤
その他の医薬品の乱用、絶食、過剰な運動など
過食と不適切な代償行動が3カ月間少なくとも平均週1回は起こっている
自己評価が体型及び体重の影響を過度に受けている
その障害は神経性やせ症のエピソードの期間にのみ起こるものではない
これの意味がよく分かっていない。
↑ 診断基準以外に
経済的困難
高すぎる理想を掲げ挫折しやすい傾向
身体症状
口腔内症状
低カリウム血症に伴う心機能不全
あたりが主な特徴とのこと。
神経性過食症は、食った分吐いてしまうので正常体重のこともある。
むちゃ食い症(過食性障害)と神経性過食症の違いは代償行動の有無とのこと。
「自分で吐く」ときに手を口に突っ込むことが多いから、手に傷があることが多めらしい。
また薬を使ってでも食った分を排出したがるので、薬物乱用系の危険もある。
僕はゲロ吐くの心底嫌いなのであまりにしんどい症状だと思った。
摂食症という点では理解できないのだが、自傷行為としてのゲロだというのであれば共感できる。
メンタル一定以下まで落ちた時、何も無しにゲロっちゃうと時々楽になる。
自分を苦しめるということがこんなにも気持ち良いとは知らなかった。
元々、僕の自傷行為は学生の頃のストレスの原因がスポーツだったため「怪我すればスポーツしなくていいはず」で始めたことだったので、食事方面には向かなかった。
今は自分に外傷与える元気もないので、体調不良に任せてゲロっちゃうのが一番自傷行為になっている。
こういうノリなのだろうか。要は
自分への罰+食った分消費しないと=自己誘発性嘔吐
これなんだとしたら、少しだけ気持ちがわかる気がする。
その他の摂食障害
本にあまり書いてなかった。
むちゃ食い症(過食性障害)とか、他にもあるらしい。
とりあえず、僕が知りたかったのは上記2点。
ANとBN。
「神経性やせ症 過食・排出型」「神経性過食症」の違い
この違いは低体重かどうからしい。
神経性過食症は体重が標準範囲内に収まることが多い。
神経性やせ症の場合は過食・排出型であっても低体重。
このこと、参考文献①に書いてなくてちょっと困った。ネットで調べてもあまり出てこなかったし。
参考文献②のほうには↑と書いてあった。
よかった。2冊買っておいて。
「なんでなってしまうか」には興味がないので割愛
「貴方の人生のこれが、摂食障害の原因だったのです!」
なんて僕から言っても何にもならない。
だからおわり。
一応言っておくと、この原因というのは基本的に1つな訳が無い。
ここは複数形がある英語は羨ましい。
プログラム的に言えば、複数形を使えることでリスト型だと宣言できるのは羨ましい。
英語だと疾患の「原因」は"causes"らしい。
リスクファクターを論じるときも"risk factors"で、複数形をとるらしい。
なった人にどうしたら良いかを知りたい
こっちこっち。
今の僕にはこっちが重要。
調べてもあまり出てこなかった。
また本を探そうと思う。
この病気、患者本人に「何してほしい?」と聞いても的確な答えが返ってこないだろう。
まぁこういうことって病気云々だけじゃないのだが。
ビジネスでも「顧客が本当に欲しかったもの」は分からない。
こちらの意見としてはとりあえず健康でいてほしい。
だから不健康に太られてしまうのは確かに困る。
だが低体重のままは明らかに不健康だ。それは間違っている。現状が間違っている。
パートナーと一緒に摂食障害を克服した人がいたら教えてほしいです。
パートナーに何をしてもらったか
パートナーにしてもらって嬉しかったこと
通院やカウンセリングの際にパートナーを連れて行ったか
通院やカウンセリングの内容をパートナーに伝えたか
あるいは、パートナー側の人が何に気を付けていたか。
……などなど。
よろしければ、コメントいただけないでしょうか。
調べても、このあたりのエピソードが出てこなくて困っています。