言の葉を放つとき
ふと 心に感じる気持ちを
浮かぶ言葉を
脳裏をかすめるインスピレーションを
今 言葉にして くちびるから放つ
躊躇い
ま、いいか
いいや別に・・
と、口をつむぐ時
溢れるあなたの愛は 行き場を失い
静かに落ちて
ぽとん
ぽとん
溜まっては
澱む
何度も何度も 繰り返すならば
重たく 固まり
やがて自己を蝕みゆく
その場を信じて
信じて
小さく芽吹く気持ちに
遠くで囁くような心の声に
そっと優しく 気持ちを込めて
発してみると
ふわっとただよう
やわらかな 波
優しくうねり
空気が 変わる
わたしはこの瞬間が好きだ
美しい "間"
愛が溢れて広がって
わたしの声が
あなたの声が
私たち全員を
ふんわり温かく包むんだ
そして
みんなも続く
自分の声を話し始める
それがまた 私たちにとても優しい
場も よろこぶ
この心地よさ
このために生きている
そんな気がする
だから教えて
あなたの
声を
本気のやつだよ
うそなんか
わかるんだから
あなたが本気のつもりの偽りさえも
わかってしまう
私たちは
目で
耳で
皮膚で
受けとるでしょう?
だから
本当の
本心のやつね
溜めてしまってる場合は
慎重にね 一つずつ
ゆっくりね
怒りに任せるような勢いじゃなくてね
あなたの愛を
声にするんだよ?
あなたのために
みんなのために
この世界すべてのために
***
白の木香薔薇がふんわり香っています✨