【占星術】冥王星がみずがめ座に入ったって、どういうこと?
2024年11月20日に冥王星がみずがめ座に入ることで、
本格的に風の時代に入りましたー!
って、西洋占星術の界隈で盛り上がってますね。
昨今大注目の冥王星ですが、発見されたのが1930年2月18日とされているので、登場してから94年です(2024年12月現在)。100年経ってない。
なので、冥王星が占星術に取り入れられた歴史はわりと浅くて、新しい占星術の界隈の話ということになります。
太陽系第9番目の惑星としての冥王星はその後2006年8月24日には準惑星となり、ある種の“降格”をしたのですが、占星術の世界においては、その影響を無視できなくなっているので冥王星は太陽系の一番外の天体として扱います。
冥王星は1つのサイン(星座)に12年~32年滞在し、248年かけて太陽を一周するらしいです。
発見されたときは蟹座に滞在してたとのことです(計算上)
そこから94年かけてようやくみずがめ座エリアまでたどり着いたということですね。ここから2043年3月9日まではみずがめ座に滞在します。
占星術の世界での冥王星は、地上の社会を根底から覆すような大きな影響をもらたす一番大きなエネルギーとして扱われるのですが、冥王星が移動したことで、今後何が起こるか気になるところです。
気になりますよね?
ここまでの情報でお分かりの通りですが、
(前例)データがありません。
観測記録上、はじめて直面する「冥王星みずがめ座期」なのです。
計算上の理屈で言えば、1778年前後が前回の冥王星みずがめ座入りということになりますので、このあたりを見ていこうと思います。
1778年頃といえば、日本は江戸時代。
10代将軍家治(いえはる)の時代です。
このあたりのトピックで言うと、、、
平賀源内がエレキテルの発明でブイブイ言わせていた時期のようです。
あと、日本とロシアがはじめて接触をもったのは1778年みたいです。
海外では、アメリカ独立戦争中。
アメリカ独立宣言(1776年)があり、1778年はフランスが参戦し、最初にアメリカを承認して同盟を結び、イギリスに宣言した年です。
フランスは、このアメリカ独立戦争への参戦によって財政難が決定的となり、フランス革命(1789年)へと進んでいきます。
1776年にアダム・スミスの「国富論」が登場してます。
「神の見えざる手」ってやつですね。
簡単にいうと、各個人が自己の利益を追求すれば、結果として社会全体において適切な資源配分が達成され、なぜか調和がとれるようになっているから、国家介入は少なくして自由競争にしようよ。という感じ。
現在の経済に大きな影響を与えています。
このあたりの「効率化、境界線、中身のない慣習や枠組み、機能していない制度」に対しての問題提起が「反発、革命、改革、変革、反社会、反常識、反通例、反慣習」に見えるところや、「平等・公平な繋がり、博愛」からくる「理想主義」的なところが共通して、みずがめ座っぽさを感じますね。
長くなったので、今後の展開についての考察は、次にします。
ではまた。