時間属性回転タイプ STEP1~接地~
時間属性回転タイプの特徴が出ている選手
★Wilson Kipsang KIPROTICH ウィルソン・キプサング・キプロティチ
接地の特性
【接地エリア】FORE-MID LATERAL
【スイートスポット】❷
【着地意識】体のやや前
時間属性回転タイプはFORE-MID LATERAL(小趾球の後ろ)で接地する特性を持ちます。
そして、推進力を生むポイントであるスイートスポットが❷であるため、足底内での力の移動が少ないタイプとなります。
そのためフラット(前ぎみ)に着地し、パッと離すように蹴り出すのですが、「足底が地面と平行」という使い方が優位となるので、足裏が上を向かず低い位置で脚を回転させる走り方となります。
また、接地意識は体のやや前になり、つま先をまっすぐ前に向けるようにすると推進しやすくなります。
このつま先をまっすぐ前に向けて脚が前後する動きにともなって背骨が回旋するという「でんでん太鼓」のような使い方でリズムをとると特性を引き出しやすくなります。
※このタイプは「胸を安定させておく」という傾向も持つため、大きく体幹全体を捻る特性ではありません。しかし、背骨には捻る動きが必要なので、あくまで「背骨の回旋」であることに注意しましょう。
時間属性回転タイプを引き出しやすくするテンポ
★126~130BPM
テンポとは「1分間の拍数」のことでBPM(Beats Per Minute)で表されます。(例:1秒に1拍=60BPM)
すでにランニングやウォーキングで活用されている方も多いのではないでしょうか。
実は、テンポとSPECには強い関係性があるのです。
特定の範囲のBPMを取り入れることで対応するタイプが引き出されやすくなります。
必ずしもそのテンポで動かなければいけないということではないのですが、音楽を流しながら走ったりエクササイズしたりすることで効率よく自分に合った体の使い方を獲得することができます。
参考:曲のBPMを検索できるサイト
回転タイプを引き出しやすくするリカバリーサンダル
★SALOMON
身体に合ったタイプを引き出しやすくするソックス
人差し指独立型の3本指機能的ソックス『MITABI(ミタビ)』
SPECのタイプ分類をベースに「その人に合った使い方を引き出すにはどうしたらよいか」を追求した結果、たどり着いたのが人差し指が独立した3本指の形状。
足裏のグリップデザインがスイートスポットの位置になっているので、どこに力を加えたらよいのかイメージしやすく、動きづくりに役立ちます。
自分に合ったスイートスポットを使えるようになることで、全身の動きが変化し、本来のタイプに導かれていきます。
MITABIが買えるお店
【山梨県】カムイスポーツ甲府店
【静岡県】アラジンスポーツ清水店
【茨城県】カムイスポーツ神栖店