システムエンジニアの後輩指導 対男性編
システムエンジニアとして働いてきて、大変だなと思ったことの1つに後輩指導があります。
対女性編について、以下の記事で書きました。
今回は対男性編です。
大事なこと
男性は論理的に考える人が多いので、分かりやすく説明することが大事だと思います。
そして女性と違って、コミュニケーションが苦手な人が多いので、雑談など、純粋に話す回数を増やすことが大事だと感じてます。
今までの後輩指導の経験
今まで教えてきた男性の後輩は10人くらいです。
期間は様々で、短い人は2〜3ヶ月が多いですが、1年間がっつり教えた人も2人います。
男性はコミュニケーションが取れない人が多い
男性でシステムエンジニアになる人は、1人でもくもく作業をするのが好きだったり、パソコンが好きで、あまり人と話す機会がないなど、コミュニケーションが苦手な人が多いイメージです。
僕自身もそうでした。
みんなでワイワイするよりは、1人でパソコンやゲームをしているのが楽しい感じです。
そういう人には、システムエンジニアは天職と呼べるかもしれません。
「コミュニケーションが苦手」に拍車を掛けるチャットツールでのやり取り
システムエンジニアは、普段の仕事上のやり取りに、SlackやChatWorkなどのチャットツールを使うことが多いです。
社外の人とのやり取りも同様にチャットツールだったり、メールでのやり取りが多くなります。
システムエンジニアの仕事では、言った言わないということが問題になることが多く、誰が何を言ったか、証拠を残す意味でもメールが使われたりしてきました。
チャットツールも非常にやり取りが楽で便利なのですが、同時に人と言葉を交わすということが減っていきます。
仕事が便利になることの裏返しで、「コミュニケーションが苦手」に拍車が掛かってしまうということです。
失敗や自分ができない経験から学ぶ
チャットツールなどに頼りすぎず、直接コミュニケーションを取ることが必要と思いますが、その中で、アメとムチというのが対男性には大事かなと思います。
僕自身もそうでしたが、怒られて学ぶ経験もありました。
仕事をしていくうえでは、全てがうまくいくことはなく、多くの失敗やできない経験があると思います。
失敗するからこそ、うまくいっている先輩や周りの人から知識、スキルを盗もうという気持ちになりますし、そういうところまでサポートして指導できるといいなと思いました。
3年は学ぶ
女性に比べて、男性はすぐに辞めてしまう印象が多いです。
学生時代のプログラミング経験ありなしなど、状況は色々あるのですが、1年そこらで分かることって少ないと思います。
石の上にも三年という言葉がありますが、本当にそうだなと思います。
僕自身も、長く経験してきたからこそ仕事の出来る幅が広がった感覚があるので、長い目で育てていくことが大事だと感じます。