war is not the answer
<war is not the answer>
都会に住む友達がこんな山奥まで遊びに来た。
積もりに積もった話と色褪せない昔話をたんまりとして
私たちは温泉に出かけた。
帰り道は車の窓を全開にして、大好きな曲を歌う。
島根ではいまだに小さな集落ごとに盆踊りを楽しんでいる。
『終戦記念日』という言葉が好きだ。
もう戦争は終わった。遠い過去に終わった。
小笠原の戦争遺産を見たとき、その不気味さに動揺しながらも
”日本が戦争をしていたのは遠い過去の話”
そんな安心感が私の心を支えていた。
この時期、日本各地で盆踊りが開催されている。
ご先祖さまや最近亡くなられた人たちを供養する意味がある。
それが終戦記念日と重なることも私は好きだ。
命をつないできてくれた人々、戦争を終わらせてくれた人々
自然をつないできてくれた人々、戦争に犠牲になった人々
天国の人々に小さな子供から爺ちゃん婆ちゃんが笑顔を見せながら踊る姿。
なんて平和な日だ。
80年後、私は死んでいるだろう。
その短い一瞬の人生を私は笑顔でいたいという願い
その短い一瞬の人生をきみの笑顔を見ていたいという願い
だから、ぼくは愛する者たちのために
血を流すのではなくて、汗を流して死にたいのだ。
だから、ぼくは愛する者たちのために
奪い合うのではなくて、分かち合って生きたいのだ。
War is not the answer.
80年後も8月15日が終戦記念日でありますように。
(2024.8.15)
今年もこの日は希望のタネを蒔く。
感謝と祈りを添えて。