私は私でいい
いい時代だなと思いました。
生理痛や更年期って個人差がとっても大きくて男女関係なく勉強が必要です。つわりや妊娠中の経過もみんなちがう。
女性同士だから分かり合える?いや、結構そうでもないですよ。
そちらの方が精神的ダメージも大きかったり。
男性女性の更年期や、男女関係なく病気について、障がいについてなど私たちが知ることで生きやすくなる方がたくさんいます。知る立場から知ってほしい立場にいつ変わるかもわかりません。
私も先日まで知らなかったことがありました。
ストーマの方のお話しを聴きました。人工肛門なのですが、「おなら」がいつでるかわからないので電車や人に会うときにとても気になると。
このお話しを聴いた方の場合ですのでみなさんが必ずそうなのかどうかはわかりません。
ストーマを使っていない私たちがストーマの知識を持っていれば、電車内で「おならかな?」と思っても、もしかしたらストーマを利用されている方かもしれないなと思う事ができます。
多様性って言葉が今はまだひとり歩きしているような感じがします。
性に関することだけではなく相手を知って、お互いの生きやすさを考える。
まさに金子さんの詩のような世界。
まずは自分から、私は私でいい。
あなたはあなたでいい。
あなたはあなたでいい 金子みすゞさんの詩
『私と小鳥と鈴と』
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。