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10/23 ルリマツリ

ルリマツリ 心から同情します

どこからか水の音が聞こえる。蛇口から流れる水の音が。隣の建物かと思うんだけど、どうなんだろう。
思い立って、色んなアカウントを見直して解約したり削除したりをしている。

日記代わりに使っていたブログに5年振り?にログインしたら大学生活をエンジョイしてない俺がいた。してないと言うより、わざわざしない方向で、他人との接点を拒絶していた。
当時はバレエなんてご立派(笑)な習い事もしていたから余計会う人が多くてストレスだった。

バレエと言ってもガチなやつじゃなく、おばさん達のゆっくり趣味クラスですよ。それでも昔バレエをやってた、エース級の人もいて余計沈むし、母もレオタードを着て目を輝かせて踊っていたのがキツかった。

元々……インドアの逆ってなんだ、アクティブ?アウトドアだ(調べた)な人間で、鮪みたいに動き回ってないと死ぬ体質の人だから余計ハマって、今では体質改善?のために池袋の個人レッスンとかヨガとか、プロテインとか、色々やってて引いてる。唯一のいい所は介護の必要はなさそうってくらい。

そんなこんなでまだ十分に人間関係も世界も作りきれてなかったから、概念的な死を求めていた。

昔から死にたいという気持ちは普通に湧いてるけど、病気で何度も生死をさまよってから、死ぬのも気力と体力を使うって気づいて、文字通り自ら人生を終わらせるっていう事の難しさを身をもって知っているからその選択肢はハナからなかったのです。

それに俺は医療行為にはマゾヒスティックな感情を抱いているから、どうせ死ぬんなら医療従事者に抗生剤とか薬とか色々投与されて、あぁ、もう手がつけられませんって終わるか、病気でよがってフッて全てが限界にたったして至りたいんです。わかる?分からないよね。そういう生き物です。

(だから、幼い俺に「将来看護師さんになりたいの?」とか「お医者さんと結婚すれば安心なのにね」と言った女達にこの文章を見せたい。当時からその欲はあったから、医療関係者や採血技師(と恋愛したら「早く刺して!!」って叫ぶ狂ったメンヘラになるだけなんですよ。それも楽しそうだけど)

長期入院してると病院で働くことの黒い所もわんさか見るからなりたいって気持ちはわかなくなるんですよ。
話を戻そう。ある秋の日記に概念的な死について書かれていて、そこには段階があった。

低い順に

彩度(そのまま、色。色でイメージとか印象持たれるのが嫌だからあえてモノクロ系を選んで存在感を無くす)

足跡や影(学生時代使ってたもの。文房具、下着、靴、シャー芯の心、読んでた本)、

輪郭(日記、手紙、手帳等個人の感情が可視化されたもの)

ナマモノ(成果物や創作物レポート等社会的な思考をまとめたもの。)

偶像(周囲が抱く俺の姿。病弱な悲劇のヒロイン(笑)、冷静でしっかり者(笑))

本体(醜い場所からの逸脱(とりあえず地元を出たけど1時間以内で帰れるのがネック。5時間以上かかる場所に逃げたい))

っていう定義を掲げていた。整理のために加筆修正したけど、この思考は今でも同じで、最初に浮かんだのは、たぶん小学校卒業式くらいだった気がする。

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