08/07 カノコユリ
カノコユリ 富と誇り 威厳
昼休みは駅ビルに逃げる。社内にいると窮屈だから。というより、呼吸がしづらい。派遣だしそこまで責任は無いけど、それとは別に学生時代からずーっと他人と長時間いるのが耐えられない。
長期間入院して赤の他人と共同生活してたのに?って思われそうだけど、入院生活は全員の焦点と困難が別だから最後まで他人のようなものだった。
持っている病気も症状も、治療計画も何もかも違うから逆に互いに新鮮な気持ち(病院で「新鮮」って変だけど、同じ部屋でも科が違うことはザラにある)だった。
それから(一応)卒業して普通に学校に戻ったら「足並み揃えろ」「同じ速度で理解しろ」「同じ年度に高校(大学)行け」だのでウンザリした。
高校選びのときとか、自身の精神と体力諸々を考えると通信制とか定時のが良かったのに、親に却下されたし……インターネット浸透してなかったのもあるけど今でも根に持っている事の1つだ。
当時は自分より年上(10-20歳上)で、病気持ちだけどなんとか復帰した人はどうやって学校とか選んでたのか聞けたら少しは変わってたんだろうなと思ったり(過ぎたからしょうがないけど)
だから今は病気と手帳持ちってことを包み隠さず言いまくってる。それで理解されなくても、俺が言い続けることであとの人が精神的に助かるかもしれない事を祈って。