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研究ノート

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#哲学

「流れ星が消えぬ間に三度願い事を言えれば、その夢は叶う」(追憶)

という言葉があるが、これは揺るぎない真実の格言だ。 そんなことできるくらい、いつもいつもいつも自分の夢を意識している人なら、世間のどこからでもヒントを見つけ出すだろうし、それを形にするに決まってる。だから、放っておいても大丈夫そうだし、そういう人が夢を追う姿はそれ相応に美しい。 こういう人の中には、ごく稀に、生誕した直後にすっくと立って天を指差し、「天上天下、唯我独尊」と叫んだことのあるような人が混じっているのだが、そんな人は1000年に一人くらいしか出現しない。 問題

研究室10ヵ条(京都大学、哲学の奥地)

1.研究は独創的でなくてはならない。特に京都大学は研究の独創性ということだけが存在理由であることを忘れないように。 2.少なくとも研究対象に対する深い愛情を感じさせる研究でなくてはならない(「好きだ」ということではなく、嫌悪も含めて特別に深い感情を持っているということ)。そうすれば、その研究に迫力が備わってくる。 3.とことん研究対象にかじりつくこと。その対象のことだったら何を聞かれても答えられるくらい没入しなくてはならない。そうでなければ既存の研究には絶対に勝てない。

哲学講義(於・某国公立芸術大学)

シラバスを整理していたら昔のメモが出てきた(笑) 1.和式と洋式(トイレの話) 西洋の文化が入って来て、和式(当たり前)は分裂した。これは競馬における(古式)競馬と近代(洋式)競馬の分裂と同じ意味だ。京都の「からふね珈琲」では和式文化を作為している。平安時代の男性と女性をモチーフにした貴族画が男性用トイレと、女性用トイレを隔てる目印。それを見て外国人観光客は「和(わ)」を体験する。トイレは洋式。「和」は「やまと」の意味だ。 2.鉛筆とシャープペンシル 鉛筆とシャープペンシ

仏教とクーラ・シェイカー(とウマ娘)

「競馬小史」を書こうと思っていたが、結構な量なので(めんどくさい!笑)またいつものように中途半端な話(雑談)を挟むことにした(笑) 最近はウマ娘のクリアファイル(BOSSコラボ)とウエハース第2弾のカードを集めることにとてもハマっている! また、仏教熱が再燃してしまって昨日は昔(初版で)購入した『希望のしくみ』(アルボムッレ・スマナサーラ、養老孟司、2004)を10数年振りに読み返してしまった! すべては『サピエンス全史(下)』(ユヴァル・ノラ・ハラリ、2016)のせい