喜んでもらえるお金の使い方 Vo1.33
先週、「お金」をテーマとした学びの機会に参加しました。
がっつり時間をとって学ぶ機会でしたが、事前の課題図書がありました。
スキルや知識はもちろん、マインドや考え方にいたるまで計6冊。
様々な角度から「お金」を考えることができました。
課題図書の中に10年以上前にお亡くなりになりました小林正観さんの著書「ありがとうとお金の法則」がありました。
書籍の中に書かれていた「喜んでもらえるお金の使い方」を意識して使うということに心が洗われるような気分になるとともに、自省の念を機会となりました。
なぜこの書籍を読もうと思ったのか
小林正観さんの著書。
過去に数冊、読んだことがあります。
『そ・わ・か』の法則というベストセラーになった書籍は有名ですね。
『そ・わ・か』の法則とは
『そ・わ・か』はいつでもどこでも実践できる、楽しく生きるための特効薬として紹介されていたと思います。生きることが楽しくなる。そう、「幸せ」を実感するために効果的な行動の頭文字。
「掃除」「笑い」「感謝」の3つ
この3つ。
シンプルだし、書くのは簡単。
実践は難しい。。。
ただ「ありがとう」という言葉を口にするだけで神様を称えることができるとか、「ありがとう」を25,000回言うと奇跡が起こると、少し、スピリチュアルに感じる方もいるかもしれないけれど、そんな書籍も読んだ事があり、小林正観さんの本を読みました。
「ありがとうとお金の法則」を読んで
本著も前記した書籍と重複するような内容もありましたが、「ありがとう」を沢山集めることができる人は、お金も人も集まってくる。
これって、当たり前のことかもしれないけれど、読み進めていくうちに相関性について腑に落ちる部分があります。
足るを知る
本著で紹介されていた京都にある龍安寺。
そこに水戸光圀公が納めた手水鉢がありますが、鉢に刻まれている文字に注目してみてください。
「吾・唯・足・知」という文字が入っています。
われ、ただ足るを知るという意味。
簡単に言うと「満足する気持ちを持ちなさい」という意味。
「足ることを知る人は、心は穏やかであり、足ることを知らない人は、心はいつも乱れている」との釈迦が説かれた教えです。
何かを手に入れるから幸せではなく、すでに今、幸せだと思えるかどうか、とても大事なことだと思います。
お金を追い求め続けても上限はないし、追うことで失うものが多いとすれば本末転倒な人生になる。
「足るを知る」そんな心がなければ「幸せ」を実感することができないですよね。
人間の本能「喜んでもらいたいという心」
人間は誰でも「他人に喜んでもらいたい」という心を持っていると書かれていました。
そして、「お金も皆に喜んでもらいたい」と思っているそうです。
だからお金を自分のために使っている人はお金の気持ちと相反する方向ばかりにいくからお金は集まってこないというもの。
本にも紹介されていましたが、1円でも安く買える店を探して買い物するのではなく、知人や友人の店で他店よりも少々高くても喜んでくれるからという理由で買い物をする等、誰かに喜んでもらえる使い方を意思を持って選択することで知人や友人の店から感謝され、お金を使った自分も幸せを実感できると思いました。
会社の利益も喜ばれる使い方をする
17期目に突入した弊社。
おかげ様で15期も16期もコロナ過でしたが、増収増益の決算でした。
銀座駅や渋谷駅や新宿駅から人が消えた15期も宅配買取をご利用いただき、多くのリピーターのお客様に支えられています。
これも稼いだお金は預かったお金と認識して、自社の事業の発展のために投資するばかりでなく、2009年4月より13年目に入る開発途上国への支援活動も行ってこれました。毎年恒例の特紹会を始め、昨年度は20周年の買取キャンペーン、今年度も21周年の買取キャンペーンとお客様へのキャッシュバックイベントも実施してこれました。すべてはお客様、そして働く社員への還元という正しいお金の使い方を実践してきたからだと思います。
「喜ばれる使い方をすれば必然とお金は集まる」ということを引き続き、会社経営でも、プライベートでも、意識してお金を使っていきたいと思います。
最後に
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