メモの魔力 【要約】
「メモを取っていますか?」
今回のテーマは、メモについてです。メモを取ると、日常からアイデアが生まれたり、自己分析が深まります。
皆さんこんにちは、sparkyです。
皆さんは、日常的にメモを取っておられますか?私は会社員ですので、業務であったり、会議の内容などをメモに取るのですが、それってただ記録しているだけなんですよね。
この本をきっかけに、メモの取り方を見直したり、メモを取る習慣を身につけてはいかがでしょうか!
著者情報
前田 裕二 SHOWROOM株式会社・代表取締役社長
✅メモによって鍛えられる5つのスキル
🟦①アイデアを生み出せるようになる
起きた事や見聞きしただけを書き写すのではなく、アイデアや付加価値を自ら生み出す事を強く意識する。
記録だけじゃなく、知的財産の為のメモ!
🟦②情報を「素通り」しなくなる
例えば会議などで、今知って理解しないといけない大事な情報を相手が3つ話したとして、会議が終わるころには1つしか理解できておらず、残りの2つは頭のなかを通っておらず覚えていない経験ありませんか?
相手と認識のずれやすれ違いが起こり溝が深まってしまう。
メモを取ることで、自分にとって大事な情報を漏らさずキャッチすることができるようになる!
🟦③相手のより深い話を聞き出せる
クライアントと仕事の話をしている時に、メモを取りながら話を聞いていると、話し手に熱意が伝わり詳しく話してくれたり、深い話をしてくれる。
「自分の話を真剣に聞いてくれている。」「自分の話に本気で向き合ってくれている。」そう思えるのではないでしょうか!
感情には反報性「跳ね返り」がある。
こちらが、特別な敬意を示せば相手も特別な敬意を抱いてくれるようになる。
メモを取ることで、「あなたの話から、1つでも多くのことを吸収したい」という姿勢が可視化され、より実りのある会話になります!
🟦④話の骨組みがわかるようになる
メモを取ることで、その場で展開されている議論を構造化できるようになる。
構造化能力とは?
議論の全体像が俯瞰的にすべて見える能力
・どんな話題を
・どんな目的で
・どこまで話しているのか
上記のようなマップをイメージしてください
メモを取っていれば、「どこに何を書くか」「どこが要点で」「どこの話に繋がって」「どこの具体例か」このよな、話の構造の部分まで目が行くようになる!
🟦⑤曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる
メモを癖にすると言葉にすることから逃げられなくなる。
頭の中で思ってる状態と実際に言語化する状態のといには、大きな壁がある。
例えば、ショッキングなニュースを見た時や、おいしいものを食べた時の感想が「やばい!」の一言な事はありませんか?
何がどうやばいのか?言語化の過程で思考を深堀りし、表面上の「やばい」という言葉の裏側まで探ることができる。
思考→言語→メモという流れがスムーズになる
思考と言語化のきっかけを作るのは、メモである!
✅「ファクト→抽象化→転用」という最強のフレームワーク
メモの構成は、上記の図のようになっています。
ファクト:事実、実際に起きた事
抽象化:注目すべき要素を抜き出してまとめる(法則や仮説)
転用:気付きを他の用途に使うこと(検証する、行動する)
ファクト→抽象化→転用がメモのすべてになります!
最近、キングコングの西野亮廣さんの動画を見たので例題として使わせて頂きます。
🟦ファクト
町の本屋には、かなり昔の絵本が平積みされており、今でも売れている。
🟦抽象化
絵本を買うお母さんは、自分が子供のころ見て面白かった絵本を子供に買う。
🟦転用
作品を無料公開する
✅最後に
いかがだったでしょうか。メモを取るうえで大事なのは、「どんな特徴?」「なぜ?」と問うことを癖にして「どう行動するか」が重要です。
私も実践しているんですが、抽象化と転用で、もすごく悩み仕事が進まなくなります(笑)
「メモによって鍛えられる5つのスキル」で話した、相手のより深い話を聞き出せるというパートはすごく共感できました。私の会社にも、新入社員が入ってきたのですが、メモを取りながら先輩社員の話を聞いている子とメモを取ってない子がいて、メモを取っている子のほうが先輩社員が熱心に話しています。メモを取ると話し手の気持ちも動かせるようになると感心してます。
私も、メモとペンを持ち妻にお小遣いUPの交渉を臨みたいと思います(笑)
今回は以上になります。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。これからも役に立つ情報を書いていきますので、スキとフォローとサポートをお願いします。
それでは、また次回で!