
それ、気にしすぎじゃない?「健康的な食事」で【不健康】になる理由《前編》
みなさん、こんにちは。
青春エイリアンズ、ライターの「あなぁ〜ば」といいます。
本日は、『健康』を追求するあまり誰もがハマりがちな【落とし穴】を、筆者自身の「しくじり体験談」を交えながらご紹介いたします。
「健康でありたい」
「より良い暮らしがしたい」
それは誰しもが思う、人類永遠のテーマ。
特に女性なら、「美しくありたい」と願うのは自然なこと。
私も「キレイになりたい」という想いから、健康や美容を追求していった時期がありました。
でも、だんだんその趣向がエスカレート。
さまざまな「健康食品」や「健康法」にのめり込むようになり・・・
いつの間にか、そこにある「落とし穴」から、身動きが取れなくなっていました・・・。
はじめの頃は「化学調味料」をなるべく避ける程度。
「ちょっといいものを選ぶ」感覚でした。
ところが、本やネットを使って色々調べるうちに、
農薬・食品添加物・遺伝子組み換え食品・家畜に投与される抗生物質・原発事故による放射性物質の混入・魚に蓄積された水銀・水質汚染etc..
身の回りの食べ物には、
有害な汚染物質や化学物質がいっぱい!
調べるほどヤバい!!
悪いものは避けなきゃ!!
と思うようになりました。
そして、
オーガニック食品・マクロビ・ビーガン・食材の産地調べ・発酵玄米・発酵食品・グルテンフリー・スーパーフード・コンブチャ・酵素ドリンク・シリカ水・複数のビタミン剤・ローフードetc...
様々な健康法や食材を追求する日々へと突入。
「一日30品目の食材を食べる」とか、
「酵素を壊さないために生野菜オンリーの日々」にのめりこみました。
しかし、その「キレイ」で「健康的な食事」を維持するためには、莫大な人生コストが必要でした。
さらに、楽しんで何でも食べたり動いたりする、人生の自由までが失われてしまったのです。
なぜ私が、この記事を書こうと思ったのか?
それは、私の"しくじった情けない気づき"をシェアするため。
コロナ後の近未来を切り拓いてゆく、若いNewtype(ニュータイプ)な世代の人たちには、私と同じような「落とし穴」にはハマってほしくない!
そう思ったからです。
「実は牛乳ってカラダに悪いらしいよ」
「マクドナルドは食うな!」
「そもそも肉食ったらアカン」
「水道水は飲んじゃだめ !」
「この浄水器が~いやいやコッチの水素水がさ・・・」
一度くらい聞いたことがありますよね、こんなセリフ。
こうした、「健康」を気にしすぎるあまり、ハマりがちな罠がいっぱいあります。
その色んな「落とし穴」を、一緒に埋めに行きましょう!
そして最後には、青春エイリアンズがオススメする、とっておきの『健康法』もご紹介します。
広告のワナには、要注意!!
企業はマーケティング戦略として、商品の「都合の良い情報」を広告に使います。
たとえば、
「レタス○○個分の食物繊維!!」
いかにも「食物繊維タップリ♪」に思えるフレーズですよね。
でも、「レタスにどれだけの食物繊維があるのか」を、詳しく知る人は少ないですよね?
そこで調べてみると、なんとレタスは「野菜の中でも特に食物繊維が少ない」野菜だということが分かります。
ちなみにレタスの食物繊維は1玉で「 約 2.5g」
かたやキャベツだと、1玉で「約20g」もあるそうです。
まさに言葉のマジック。
「レタス8個分の食物繊維!!」
=「キャベツ1個分の食物繊維」
ということ。
たしかに、キャベツ1個だとインパクトに欠けますね。
このように「レタス○○個分の食物繊維!!」というキャッチコピーは、明らかに企業の都合を最優先にした結果、生まれた広告です。
庶民の無知を利用したこの手のマーケティングには、気をつけたいところですね。
コーヒーvsコーヒー
つづいて、よくある陥りがちなワナである「コーヒー」のお話です。
「朝の目覚めには、モーニングコーヒー♪」と、まるで常識のように思っている人も多いですよね。
ところで、コーヒーって、「体に良いの?」「悪いの?」
実は、「コーヒーはカラダに悪い」という実験結果も、「コーヒーは健康に良い効果を与える」というデータも、両方存在するんです!
「コーヒーは体に良い」
→覚醒作用や解熱鎮痛作用があり、眠気、倦怠感、頭痛に対する効果がある医薬品。計算力や記憶力の向上、疲労の抑制、運動能力の向上。脂肪を分解する酵素を活性化etc..
VS
「コーヒーは体に悪い」
→急激に血中濃度が高まると中枢神経系を刺激し、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震えなどにつながる。多飲する習慣があると死亡率が上がるetc..
これぞ矛盾(ほこたて)!!
どっちが本当なの〜!?って叫びたくなりますよね。
でも、実はそれぞれにちゃんとした実験記録があり、どちらも嘘ではなかったりするから不思議ですね。
他にも、
「玄米は栄養価が高く体に良い」
vs
「玄米は消化に悪く体に優しくない
(フィチン酸がミネラルの吸収を阻害する)」
など、食品にまつわる「矛盾」は結構多いんです。
私もさんざん振り回された経験があります(苦笑)
このように、同じ「コーヒー」や「玄米」でも、それを飲んだり食べたりする「人」や「場所」など、シチュエーションが変われば、たちまちその結果も変わってしまいます。
現実というのは、一口に「これが正解だ!」とは言えないことばかりだったりするから、不思議。
「科学的データ」なんて言われると、なんだかもっともらしく聞こえるもの。つい信用してしまいますが、けっこうイイ加減な言葉ですよね。
病は気から!!
たとえば、胃が痛い人に「胃薬だよ」と、伝えて偽の薬を飲ませたら、実際に痛みが無くなった!という話を聞いたことはありませんか?
これは、「プラシーボ効果」として知られる現象です。
・プラシーボ効果とは?
実はただの砂糖であっても、患者が有効な薬と思ってこれを服用すると症状が緩和する「プラシーボ効果」。
研究によると、プラシーボと気づかずに服用──錠剤の場合も注射の場合もある──した人は、往々にして、痛み、心臓疾患や胃腸疾患、高血圧症状が和らいだと感じることがあるという。
(引用元:「プラシーボ(偽薬)効果はなぜ起こるのか――専門家が究明に動く」WIRED © CONDE NAST JAPAN )
昔から、「病は気から」なんて言われるように、私たちの「気持ち」や「ものの見方」といった、『目には見えない要因』によっても、私たちの健康は左右されています。
こうした、人間の「観測状態=ものの見方」が、実際に物理現象に影響を与えることは、量子力学において『観測者効果』として知られています。
・観測者効果とは?
この日々の暮らしの時空の全てを構成している根本単位の素粒子には不思議な性質があります。
それは人体端末が観察していない時には素粒子は「波」になって、誰か一人でも人体端末が観察している時は「粒」になるということです。
ここから導き出される示唆は、私たちの五感=重心が物事に物理的に影響を与えるというのは確実であり【明るい科学】だということ。
(「観測者効果」宇宙海賊専用辞書より)
つまり、
「あらゆる情報やデータ、または個人の体感や実体験すらも、さまざまな現実の可能性の一面的な事実に過ぎない」
ということがよく分かります。
「どの角度から、目の前の現実をとらえるか?」によって、その人の体験は、まるっきり変化してしまうという、いわゆる常識ではは測り知れない事実。
「まさかそんな、魔法使いじゃあるまいし・・・」と思っても、これはまぎれもない科学の話。
そんな、矛盾がいっぱいの現実に生きる私たちが、きちんと「健康」になるためには、一体どうすればいいのでしょうか?
そこで、私たち青春エイリアンズが出す結論は・・・
「気にしすぎちゃダメよ!」
ってことなんです。
こう言われると、元も子もないように聞こえてしまうかもしれません。
だけど、この「気にしすぎない」ということが、いかに人体にとって大切なことか、その理由についてご紹介いたしますね!
「気にしすぎ」な人がハマりがちな5つの落とし穴
もちろん、食事に気をつけることの「すべてが悪い」というわけではありません。
丁寧に育てらたり、採られたりした新鮮な食材でいただくお食事は、カラダも心も元気にしてくれますよね。
けれど、なにごとも「過ぎたるは及ばざるが如し」。
手間ひまかけて用意した「健康的な食事」も、そのこだわりが行き過ぎると、その先には、さまざまな【落とし穴】が待っています。
ここからは、せっかくの「薬」が「毒」になってしまわないよう、「気にしすぎ」な人がハマりがちな【落とし穴】について学んでいきましょう。
①精神的ストレスがバカにならない
「食事に気をつける」ことに夢中になりすぎるあまり、
「人体に悪影響があるものは、絶対に口にしない!」
と、行き過ぎた完璧主義に走ってしまう人がいます。
(かつての私のことなんですが・・・笑)
すると当然、食べられるものがメチャクチャ限定されてゆきます。
これが、かなり大変なんです。
街中のコンビニ、スーパーなどで売られている商品の裏面表記にはもれなく、
トランス脂肪酸、赤色2号、亜硝酸ナトリウム、ソルビン酸、アスパルテーム、増粘多糖類・・・
などなど、食品添加物の文字が並んでいます。
「読んでるだけで、食欲が失せてきちゃう・・・」なんて状態になってくると、もう大変。
コンビニのオニギリなんかも、裏面を見て、そっと棚に戻したり。
特に外出先では、レストラン選びに苦労するなんてことも多くなります。
想像してみてください。
やっと一段落ついた仕事の合間、わずかなランチタイムの時間に、「健康的な食事」を探し求めて、街を歩き回らなくてはならない状況を・・・
こうして「食探し」に翻弄されるうちに、カラダには「ストレス」や「疲労」が蓄積されていきます。
この「ストレス」こそが【万病のもと】になりうるというのに・・・。
気づけば当時の私は、お前はボクサーか?ってくらい、激しい食事制限になってしまっていました笑
日常生活に支障をきたすほどの過度な食事制限は、かえって体に悪影響を及ぼすことがあることを、冷静に洞察してほしいと思います。
では、前半はここまで。
後半では、そんな間違ったストイックさに走ってしまった健康オタクを待ち受ける「落とし穴」についてご紹介いたします。
後半はコチラからお楽しみください♪
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