【光れ、わが前頭葉】ep.2_Web3でも思想強め(笑)な界隈と、商機

思想強め(笑)な背景

　最近、話の合う人が少なくなった(苦笑)。外から見れば、私も思想強めなのだと内省がすすみ、メタ認知をした。きっかけは真隣にいるAI界隈の幾人かと話したこと。思想強めはどうやらWeb3のなかでも、ブロックチェーンとDAO界隈に多いらしい。

クライアント先訪問：FinTechでの新規ビジネス創出を目的とした会員制コミュニティ＆スペース

　そうなる理由はブロックチェーンの「自律分散」という技術と、その概念が基盤となっている。それに加え「働き方の自由と、個性を活かした生き方」をZ世代・デジタルネイティブ世代がSNSを見たり、発信したりしたことで気運が醸成された。そしてまだまだ国も大手企業も決裁権のある人間に、昭和・平成のシステムや文化、感覚は残っている。確かに減ってきた。それでもSNSで見ている自由で楽しい生き方は、まだまだほんの一握りの人しか体現できていないし、身近に感じる機会は少ない。

　Web3の民は、学歴や家柄が良い人をよく見かける。だからこそ、上場企業や優良企業と触れたり、入社する機会も多いため、より早くそこに違和感を持ったのではと予測。そしていつも通りさっさと行動し、Web3へ移住してきたように見受けられる。

　そんな彼ら個人の情動が「自律分散」と共鳴したのではないだろうか。

　つまり、思想がもともと強いのではなく「個人的な違和感や、課題感を解決する希望を見出したのが、自律分散だった」というだけなのだ。

リアルワールドアセットは、人類にどう貢献をしているのか

人種と商機

　それにDAOはピッタリである。しかしDAOという概念自体は「自治体」に近いので、会社や現行組織に属する多くの人には馴染みが薄い。しかし、DAOの概念を感覚的に理解できる人種はいる。例えば

・政治家
・公務員
・協会員
・自治会員
・商工会員
・漁業/農業組合
・文化祭の実行委員など。

　メンバー同士が共通したメリットのため、協力する。街で清掃を行ったり、祭りを企画したり、勉強会を開いたりすることに近い。

個人的なビジョンと、RWA問題の解消

　ここまで書けば、DAOの商機は説明できたと思う。

　しかし、私はまだ矛盾を抱えながら活動をしている。なぜなら、DAOは「ポスト資本主義」を牽引するシステムとして社会の大きな方向に向かいながらも、一度は資本主義にどっぷり浸かってお金を得なくてはならず、その潮目を必死に泳いでいる。自律分散を浸透させるには、トップダウンで中央集権にならなくてはならない。

　けれど、そこで得た大きなお金は、自律分散が動くよう適切に配分をしていく。これがDAOの社会実装を真剣に考えている、DAO民のビジョンなのだ。

　そして、私個人としてはそれらDAO移行が進むと、デジタルワールドアセットの増加を効率的に進められることが嬉しい。なぜなら理不尽な不平等を起こしている、伝統的金融システムの根幹をなしているRWA問題を解消できるからだ。written by 代表

👇共同開発したカードゲーム

👇Web3 BizDev&PRサポート

エクラリウムは、テクノロジ​ーの社会実装を促進する、セレ​ンディピティの提供をします。