デザイン研究所 November 1st
ここ「デザイン研究所」は、わたしくことSOZO(ソウゾウ)が日々描きなぐったファッションイラストの数々を披露する場です。今回は「LOOK BOOK」と題しまして、ここ一週間分、計39ルックを振り返りながらみていきたいと思います。
本日のファッション用語:ルックブックとは
ではさっそく見ていきましょう。
最初に投稿したイラスト、わけもわからず、ただ思うがまま、描いていました。
「デザイン研究所#1 サンプル」より
以上、8ルックです。後にみられるような統一感がなく、全体的に試行錯誤をしているような印象を受けます。№1のジャケットと№2のPOPさはお気に入りで、実際の商品にあったら絶対にクールだし、カワイイはず。まさにサンプルと題した、イラスト群でした。
「デザイン研究所#2 ファンタジー」より
ファンタジーと題したお題で、どのようなものが描けるのかと、実験のような感覚で描きました。職業からくる印象と対置させたような想像力を膨らませています。
各デザインの解説は元の記事で解説してますので、気になる人は見て頂けたら幸いです。皆さんはどのデザインが好きですか? わたしは№9と№11が特にお気に入りです。ファンタジー的な印象と、ファションをうまくマッチできたのではないかと思います。
「デザイン研究所#3 冬の既製服」より
気温が下がってくると、ダウンやコートを想像してしまいます。そんな回で、あったかくなって欲しいなという想いを込めて、デザインしてみました。その為、既製服が良いんじゃないかという結論になり、冬の既製服となりました。
既製服だけだとつまらないので、どこか変わったルックのイラストで描いてみました。POPな感じを目指したくて、キャラクターっぽいデザインを紛れ込ませてます。特にわたしは前の記事にも書いたのですが、№19のブーツがお気に入りで「ペンギンブーツ」と命名してます。足先が尖ったヒールのようなデザインのブーツ? です。
「デザイン研究所#4 スポーツウェア」より
秋と言えば食欲、芸術、スポーツ。ということで、スポーティーなルックに挑戦しました。各種目に適したデザインというのはありますが、この回はテニスなイメージでデザインしてみました。
最初の№20と№21は80年代っぽいルック。№20の花柄の切込みのレイヤーがPOPでカワイくてお気に入りです。スポーティなルックということで、春夏な仕上がりになってます。次回は冬のスポーティなルック、やはりウィンタースポーツ系になるのかな、にも挑戦していきたいです。
「デザイン研究所#5 ウールとか紐とか太い糸」より
この回は、ざっくりとした、太い糸が飛び出しているようなイメージでデザインしました。例えばニットのような太い糸です。黒線で表現されたそれらすべては、太い糸のイメージです。
わたしのなかではお気に入りな出来栄えです。どの№もシルエットもよいし、細部も良くできています。イラストなので分かりづらい点も多くありますが、よく見てみると細部のこだわりが随所にみられます。ニットのような糸が飛び出しているというイメージでみると、ファスナーさえもフェイクだと見抜けるはず。だと、願っています。
「デザイン研究所#6 スペースルック」より
本記事でも言ってますが、フューチャールックなイメージって、なぜかレトロになっちゃうんですよね。それはたぶん、植え付けらえたイメージだから。まさにフューチャーじゃなくて、レトロ。アンティークです。
見返すと、どこか衣装っぽいルックの数々です。そのため、カラーイメージは派手な感じで揃えたいところ。どれも捨てがたいですが、お気に入りは№32のルックでしょうか。柄物のチューブトップとスリムパンツの上にシアー素材の重ね着が最高にレトロであり、おしゃれです。
「デザイン研究所#7 スエット生地」より
スエットって合わせやすくて、多様なアイテムがでてますが、シンプルなデザインが多いんですよね。そんなスエット生地の多様性や可能性を考えてみました。
スエットっぽさもありながら、どこか遊び心溢れたイメージに仕上がりました。№38のプリントがお気に入りです。ファスナーもフェイクで、プリントなんです。でもやっぱり№35のプリント、トレーナーもベターでいいです。そう考えると、スエット生地は、シルエットよりもプリントデザインがマストか?
最後に、ありがとうと言いたい。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。#3から#5の記事にデザインの解説はないですが、それ以外の記事には解説がのっているので、興味があれば覗いていただけると、嬉しいです。
みなさんはどのルックが好みですか?
もしよかったら№をコメント欄に書いていただけると嬉しいです。
ではでは、また次回の「November2nd」でお会いしましょう。