手紙|A cherished letter from someone special
僕は、手紙が好きである。
手紙をもらうと、なぜだか嬉しい。
手紙は時間がかかる。
速さではなく、遅さがある。
文面をどうしようかとあれこれ耽る「あいだ」がある。
手紙には筆跡がある。
手癖があるとも言える。
手癖があると、書いている姿が想像できる。
思いを馳せられる。
身体性を感じる。
その身体性の乗った文字は、
紙という媒体の物質性と相まって、
形として残る。
紙か電子か、電子か紙か
そういった二項対立の話は置いといて
僕は、情緒を感じたいのである。
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