Powerか、Forceか
精神科医デヴィッド・R・ホーキンズ博士の著書「パワーか、フォースか」で提唱されている「17段階の意識レベル(意識のマップ)」をご存知だろうか。
なぜ、うまくいく人といかない人がいるのか。この違いは、「その人がどの意識レベルに住み慣れているか」によって生まれているそうだ。
博士はそれを可視化してくれている。
非常にわかりやすいので興味のある方はググッてみてはいかがだろうか。
人にポジティブな影響を与える人とネガティブな影響を与える人の違いがよくわかるだろう。
意識レベルが極端に低い場所に住み慣れてしまうと周りの人に悪影響を及ぼす。また誰かのパワーをもらわないと生きていけないほど依存心も高い。本人は気づいていないが、他責思考が強く思い込みも激しい。こういう人は仕事もプライベートも上手くいかない可能性が高い。
でも本人は頑張っているつもりだから、周りから認められないと『なぜわかってくれない』思いが強くなり、ますます悲劇のヒロインになってしまう。
一方で、
高い意識レベルに住み慣れた人は、他人や環境に感謝や幸福感を感じることが多いだろう。
・自分らしく言いたいことを言い、やりたいことをやりながら愛される
・いつも周りに応援してくれる人や味方になってくれる人がいる
17段階の意識レベルの中では、9番目の「勇気」のレベルと、10番目の「プライド」のレベルがひとつの境界となる。
プライドが高いことは個人で成果を出すには必要かもしれないが、チームワークを重視する企業では足枷になるケースもあるだろう。
本人の自己アピールが強く案外人望がないのだ。
しかし勇気のレベルに入ってくると、他者の承認がなくとも努力を継続でき、更に意識レベルが上がってくると自他の境界もなくなってくる。
高い意識レベルの方は動画出演者がPower属性の領域に到達していることがわかるだろう。
世の中の85%はForce属性と言われている。
しかし意識レベルは本人次第で上げられる。
彼らも生まれつきPower属性ではない。
勇気を持って生きてきたのだ。
彼らは大人の都合もわかっている。
世の中の矛盾もわかっている。
誰かのせいにしても意味がないこともわかっている。
つまりForce属性になったら人生が楽しくないことをわかっている。
だから誠実に楽天的に生きることを選択する。
その選択ができる彼らは私たちの宝である。