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【国試対策】頚髄損傷者の起き上がり|第58回-午前-問題11
58-AM-11
頸髄損傷者の起き上がり動作を図に示す。Zancolliの四肢麻痺上肢機能分類における最も上位の機能残存レベルはどれか。
![](https://assets.st-note.com/img/1735756196-uUSx1D3LByrO2atJvMz8E4Hb.jpg?width=1200)
選択肢
C5A
C5B
C6A
C6BⅡ
C7A
解答
4
解説
Zancolli分類は頸髄損傷者の上肢機能を評価するものです。国試頻出の分類なので必ず覚えておきましょう。
選択肢を見ると、C5・C6・C7があります。問題文には「最も上位の機能残存レベル」と書いてあるので、ギリギリできるレベルってどれでしょう?と問われている訳です。
なのでC7レベルは上腕三頭筋が効くため余裕でできてしまいます。
C5レベルはこの起き上がりはできません。C5レベルで残存している上肢機能、つまりは肘屈筋と肩周囲筋だけでは難しいです。
残った選択肢はC6AとC6BⅡです。
C6Aも手関節背屈がわずかに効いてきている程度なのでやっぱり難しいです。
正解は4のC6BⅡとなります。このような問題で迷ったらC6BⅡを選びましょう。C6BⅡが大事って話を下のnoteに書いてますので読んでみてください。
こちらのnoteでZancolli分類の解説してますので合わせてご覧ください👇
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