見出し画像

「上京日記②」

さて、上京二日目です。
いよいよ『ハリー・ポッターと呪いの子』の舞台公演の日です。

春から楽しみにしていたので、ついにこの日が来た!という期待感でいっぱいです。
(もっとも、夫はどのくらい楽しみにしてくれているかは、あまり言ってくれないので謎ですが…)
 
魔法の世界をこの目で実際に見ることができるのですから、「ハリポタ」沼に嵌った私はもうドキドキが止まりません。
いい年して…なんていう言葉はもう死語ですよ、死語!
 
土地勘もなかったので、宿泊はTBSにほど近い場所にしました。
もしも遅れたりして大事な一瞬、思いがけないチャンスなどを逃したりしたくありませんから。
 
お昼の公演を選んでいたので、午前中のスケジュールが空いてしまっています。
公演会場のすぐ近くに「ハリー・ポッター カフェ」という店もできていますが、あいにく予約制で、もう来年まで埋まっていました!@@;
(諦めるしかない…) 

重厚な感じが雰囲気出ています。(ハリー・ポッターカフェ)

もう一つのショップ「マホウドコロ」というグッズのお店の入店はどうにか予約が取れたのですが、こちらは舞台が終わった夕方の時間に行くことになっていました。

このビルだけ見ると、ここは東京?と思うほどよくできています。(マホウドコロ)

そこで、空いた時間は渋谷方面でぶらぶらしようと思い向かいました。
表参道駅まで行って、そこからは徒歩でしたが、ここもずいぶんと歩きました。
坂が多い東京です。下り坂だからよかったですけど、帰りは絶対電車だと歩きながら誓いました。
 
渋谷に行って宮下公園へ。平日の、まだ商業施設の開店前です。
ほとんど誰もいませんでした。

リニューアル以前は平地の公園だったそうですね。
なぜドラえもんがここにいるのかな?

スクランブル交差点もTV映像で見るより小規模に感じてしまい、大昔に来たことがあったはずなのにすっかり忘れている自分に驚きです。
この日は朝ご飯をホテルでがっつり摂っていましたから、お昼は全くお腹が空かないので食べませんでした。
ワクワクでお腹がいっぱいなのもあったからかもしれませんね。
 
そして再び赤坂へ戻りましたが、なんだか空模様があやしくなってきました。
赤坂駅から会場へと続く階段に、「ハリポタ」の世界がすでに広がっていて、否が応でもドキドキしてしまいます。

駅から会場への階段
階段の両側ともこんな感じ。

開場前に、一部だけ公演パンフレットを販売していたので買って見ていると、後で買いに来た方々が「この時間の販売は終了、後ほど購入を」と断られていました。
 
するといよいよ雨が降り出してきてしまいました。少し濡れてしまった後、やっと開場。

会場、TBS 赤坂ACTシアター
左側の窓口で早い人はパンフを買えました。

そしてすごく早めに入場したおかげで、とある有名人と間近で遭遇できました。
(ただ見かけたというだけのことでも、田舎者にはめったにない出来事ですからね。)
パンフレットといい、有名人との遭遇といい、やはり何でも早めの時間設定にしていたおかげで、逃さなかったチャンスが巡ってきたようです。
 
 
舞台は幕がなく、すでに全体が見渡せるようにはなっていますが、暗いのでやはり物語のイメージは壊していません。時を行ったり来たりする話ですので、真ん中に時計が掲げられています。

 いよいよ始まると、もうすっかりお話に集中していきました。
主役ハリー役はこの日の担当、藤原竜也さん。
声が大きく張りがあって、長くて速いセリフを澱みなく連ねていかれます。
やはりキャリアの長い役者さん、すごいとしか言いようがありませんね。
 
魔法もしっかり目にしましたし、体感もできました。
どうなっているんだろう?と不思議な演出が多々ありましたが、あまり細かく詮索するのも興ざめしますし、びっくり感動の余韻だけ楽しみます。
 
若い役者さんたちもしっかり演技ができていたし、声のみの出演の吉田鋼太郎さんやマクゴナガル校長を演じた榊原郁恵さんなどベテランの役者さんたちは安心して観ていられます。
とにかく素晴らしい舞台でした。
本のままのセリフ(当たり前か…)で、夫が最後「こんなセリフあったっけ?」と忘れていましたが、もちろん原作をないがしろにできませんからね。
世界中の同じ舞台が同じ演出で同じセリフをしゃべっているはずです。
 
本当にいいものを魅せていただきました。
距離も近くて経済的に余裕があるのならば、また観に行きたいくらいです。
ありがとうございました!

入場してすぐのロビーも雰囲気を壊しませんね。

この日の歩数計は合計11113歩でした。夕食を新橋まで食べに行ったので、これまた歩きました~。
疲れましたが頑張りました。






いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集