【ハイヤーセルフ】スターシードが見る高次元世界【夢視】

夢の中でお友達と一緒にお泊まりキャンプに行った。

僕は夢の中で様々なものを視るタイプの人間で、過去や未来の映像・別次元などを夢の中でよく行き来している。
もちろん、記憶や感情整理のための普通の夢も見るけどね。
それぞれの夢はどこか感覚が違っていて、なんとなくどのジャンルの夢なのか区別がつく。

今回は、高次元での僕の魂の、ちょっと遅れてきた夏休みの出来事。

そこは小さな洞穴が削れた小さな秘境のような海辺で、夜になると薄い穴あきの壁のような僅かな隙間から光がさす。
その海中には、自然にできたハート型の光る80センチぐらいの石があって。
それを持って海の中でポーズを取る友人を映えっ映えに撮りあって遊んだ。

僕はその日のために金髪だった髪を鮮やかなエンジ色に染めて、女性の身体になってお泊まり海キャンプに挑んでいた。
だって可愛い水着で映えっ映えの写真が撮りたかったからね!

翌朝目が覚めると、薄い壁のような岸壁はなく自然の歪な四角に切り取られたかのように朝日に輝く水平線と、遠くに船が見えていた。

夜のうちにあの景色は荒波に揉まれて消えてしまったらしい。
この秘境のような観光地のあの景色を見られたのは、僕たちが最後の観光客だったようだ。

朝になってみると、そこかしこにゴミが捨てられていることに気がついた。
とくに多いのは浮き輪などに付属している簡素な作りの空気入れ。
車で来ていた僕らは、自分たちの荷物を車に積み終わると、使いたいと思うものだけついでに拾って持ち帰った。
今度、ゴミ拾いキャンプを企画しよう!と思った。

あの景色はもうないけれど夜に光るあの石は健在だし、新しいこの景色もまた以前ほど秘境とは謳われずとも観光地として引き続き賑わうことはできるだろうから。

帰り道、友達は僕にしばらくそのままの髪型でいたらどうだと提案してきた。
それなら会いに行ってもバレないんじゃないか?夏休みの間、自由に逢瀬が楽しめるんじゃないか?ということだった。

僕には好きな人がいた。

人間界でいう駄菓子屋やコンビニのようなお店の家の息子さんで、魂の成熟度はたぶん僕と同じくらい。
ハツラツとした明るい子だけど、インドア派で僕よりちょっと真面目。(僕がちょっと不真面目さんってだけかな?笑)
遊びに行くと、いつも店番をしながら勉強かゲームをしているような子。

相手は男で僕も男。
今は僕は赤毛の女子になっているけど、魂はもちろん僕のままだからご家族を騙せるはずはない。

相手の男の子のご家族は、僕らが男同士ということそのものに反対してるのではなかった。

まだ僕らの魂が未熟なことと、それによって男同士だからこそ起こる逆風のようなものに2人が耐えられるのかという心配から反対してくれていた……と僕は感じている。

友達であることや、一緒に遊ぶことにはなんら反対はされていない。
ただ、友達の先に進むことだけは咎められていた。

僕はおじさんおばさんお姉さんに、素直に相談してみようと思った。
夏休みの間だけ、この姿でいてデートしてみてもいいか?って。
きっと僕らがまだわかっていないおじさんたちが危惧している男女や世間のことが何かわかるかもしれないし、やっぱりちょっとラブラブデートに憧れていたから。

その前に、あいつにこの姿を見せて驚かせてやろうと思った。
ワクワクした帰り道だった。

他の場所にも出かけたいし、お掃除キャンプも企画したいし、店番をしながら勉強をするアイツの傍にもいたいし、デートもしたい。
忙しい夏休みになる気がした。

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僕の魂は、完全なるエネルギー体というほど高次元のものではないらしい。
もしくは、この現実世界から飛べる次元に限界があるか、この現実世界の僕が認識できる次元に限界があるか、だと思っている。

僕が夢に見てわかりやすくするために変換されているだけの可能性もあるけど、今回のような夢で見る次元には学校や仕事もあれば一応肉体という概念もある。

ハッキリと肉体があるわけではないから、僕のように一時的に肉体が変化することも可能らしい。

夏休みといっても、僕はもう学生ではない。ちゃんと任務を行っている。
大手の会社のような、チェックリストの提出や面談のために学校のような場所に定期的に集まりはするけれど。

夏休みは任務とは別に好きなことをしていられる長期休みのことで、多分グループごとのローテーションだ。
この世界から任務が無くなるわけじゃないからね。

で、だいたいみんな、僕がお友達と出かけた海で偶然感じたゴミ拾いキャンプを企画と同じように、夏休み中も任務とは関係なく働いてその報告書を休み明けに提出する。
提出された報告書をもとに、その後は任務として皆で見つけてきたそのお仕事のためにまた動く。
夏休みは言わば自由研究といったところ。

人間界のような金銭の概念はないから、報酬は人間界的に言えば無い。
『アミ小さな宇宙人』のアミも似たような任務をする仲間のひとりということになるだろう。

それから、もうひとつ夏休みには意味がある。
それは、この肉体。
3次元世界へのバカンスのことを示唆している啓示だと感じる。
たくさん楽しんで過ごそうと思う。
うつ病という脳のバグもそれによって溜まったキャッシュもクリーニングしなきゃね。

この肉体がある僕らは大いなる使命とか大袈裟に感じてしまう場合もあるけれど、任務だって使命だって今の僕らの感覚に沿わせれば遊びとなんら変わりない。

お菓子作りが趣味のお母さんがホームパーティでお菓子を振る舞う感覚に近いものたちで世界が成り立っている。
んー……BBQのようなもの、と言えばより近いかな?
キャンプ道具に凝ってる人が道具を持ってきたりアドバイスしたりして、釣りが好きな人は釣りで魚を、お料理が得意な人はお料理を、農家さんがお米や野菜を持ってきて……みたいに、それぞれが得意なことや好きなことをして世界を回してる。

僕の任務の場合それが、フェスで遊んだりお友達と海に行ったりすることってだけ。
ゴミ拾いや人助けが任務としてはメインだけど、そんなのは僕がそこに行ったから出来るついでのことのようなもの。
そんな風にして楽しみの中に自分の任務があるだけなんだ。
うーん、僕の魂のレベルでは、という限定的なものかもしれないけれど。

僕に夢の中の記憶があって、それがどの夢なのかなんとなくわかるから、こうして書いてみるのもひとつのこの魂の個性かもしれないと思って最近は書くようにしている。

予知夢や過去視は面白さもないしごくごく個人的なことしか視ないから、ここに書く必要は無いのかなぁと今のところは思っている。

そんなこんなで、また夢の中で何か面白い出来事があったら書こうと思うので、もし気になった方はフォローをお願いします。
この僕の体験記に何か感じてくれたら、いいねもよろしくね。

じゃ、また。



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葵井柳宇
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