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『既にある』というエネルギーのこと。引き寄せの法則【ブロック解除】

潜在意識、引き寄せ、既にあるということ、今回はこの辺についての実体験の記事です。

引き寄せや『既にある』といった感覚についてのお話です。

人は自分が信じている『信念』のようなものをベースに生きています。
無意識に蓄積された経験や善悪の判断、それから呼吸や血流など何も意識しなくても活動しているもの、何も意識しなくて寝ぼけ眼でも朝に洗顔と歯磨きができること、これらが潜在意識です。

思考というのは顕在意識といって、全体の意識のうちの5%ほどしかないとされています。

人間は無意識のうちに判断していたり行動にそれが出ていたりするんです。
何かを引き寄せるというのも、既にあるというのも、この潜在意識が先にあるからです。

例えばお金について。

心底から「これ以上年収が落ちたら困る」と思えば転職や新規営業の為に動きますし、どんなにお金に困っても「今より忙しいのは嫌だ」とか「新しいことをしたくない」と思う気持ちが強ければ現状維持を選ぶでしょう。

潜在意識が先で実現するのは後、というのはこうしたマイルールのようなものに従って行動が起こるからです。

ですからもしも何か現状を変えたいのであれば、自分が『心底信じていること』や「こっちの方がマシだ」と感じていることは何か、掘り下げてみたらブロックが外れるかもしれませんね。

例えば僕の場合は、今なによりも優先しているのは『療養』です。

それに気付かずに「もっとお金を稼ぎたい」とか「もっとたくさん活動しなきゃ」とかと思っていた時期は、自責の念や思うように動かない身体がとても苦しかったです。

推し活に使っていたお金が自分の活動費に変わっただけで、カツカツの毎日でした。

ですが、ブロックが外れて「いま自分は療養に専念したいんだ」と気付けてからは随分と変わりました。

まだそれだけで生活できるほどの収入にはなっていませんが、今は文章や絵や写真や書やハンドメイドなど体調の良い日は好きなことをしていられる生活をしています。
そう、僕が望んでいた『自由な生活』は既にあったんです。

「どうにか活動をしていかなきゃ!」というブロックが外れたおかげで出来た時間の余白で、お金の勉強を初心に返ってイチから学び、ミニマリストの思考も学んでお片付けもしました。

するとなんと、手元のお金は変わらないのに生活にゆとりが出来たんです。

作品の展示会に無料で出展できたり、臨時収入があったり、食べたいなと思っていたものや欲しいなと思っていたものをいただいたり、ということも増えてきました。

焦ったり苦しんだりすることなく自分のペースで活動を続け、のんびりと療養に重きを置いて生活できています。

それから、思い返してみれば10年ほど前に仕事が辛すぎて「引きこもりたい!」って強く思っていたことを思い出しました。
病気してそれも叶っちゃってるじゃん!と気付きました。笑

そう『既にある』んです。

今までの自分の価値観や選択が今を作っています。

だから既にあるんです。

そして、自分がなりたいと思い描いたものは宇宙に既にあって、自分が叶えられることだからイメージが湧くんです。

ですから、何事も既にあるのです。

これは些細な引き寄せにも起こっています。

ひとつ私の例を出しますね。

私はアニメキャラのフィギュアなどが好きで、以前はよく集めていました。
その中でもコンビニで買える『一番くじ』という商品が大好きで。

その際の「あれ欲しいな」を例にしてお話しします。

宝くじなどの「欲しい!」と、お買い物に行って気に入った商品を見つけたときの「欲しい!」て違う感覚だと思うんですね。

私が一番くじを引く前の感覚は、お買い物に行ったときの「欲しい!」と同じなんです。

言い換えれば、手に入る前提の「欲しい!」なんです。

「あのB賞のフィギュアを買いたいし、ついでに他の可愛い賞品もいくつか欲しいから、5個ぐらい買おうかな?」

という感覚でくじを引きます。

不思議と、本当に欲しい賞品のときは心底そう思うし、そう思った賞品は必ず持ち帰れます。

直感というか、心底から「手に入る」と感じる。

それから僕の場合は、くじを引いたときに真っ先に手に掴んだものがピンとくることが多いです。

くじ券の方から手の中に入ってきてくれたような感覚です。

引き寄せとは、飲食店でオーダーしたものを早く食べたいなと待っていたり、お買い物でお会計待ちをしていたり、そういうものに似ています。

手に入ることは確定しているんです。

現実との齟齬に苦しむ方もおられるようですが、それは予約商品が今手元にないことを嘆いているような感じで、予約したのだから安心して待てば良いのです。

幼い子供は予約商品がなんたるかをわからないから、買ってもらえた玩具がなんで今手元にないのかって泣き出しますよね。

人気のゲームやハイブランドの予約商品、注目度の高い映画の公開日やオーダーメイド品など……注目度の高いものや手間のかかるものは実際に手にするまでに何ヶ月何年と月日がかかるものです。

そういうものを予約したのと同じだから、届くまでは普段通りに生活していて良いのです。

僕もまだまだなんですが、知っていることを僕なりの言葉で伝えることは必要な気がして筆を取ってみました。

あなたのヒントにちょっとでも成れていたなら幸いです。

思い煩うことなく、小さな幸せに感謝しながら、予約商品が届くのを待ちましょうね。



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葵井柳宇
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