躁のわたしへ。ずっと保存しておきたいこの気持ち

『帰る家があって、食べられるご飯があって、ストレスなく続けられている仕事があって、日常生活を送れている。それだけで幸せだなぁ。』と、ふと今日の仕事中に思いました。うつからもどってくると、こういう感覚が増えます。今できていることに対して、"1つ1つにありがたさ"が湧いてきます。

うつになると、出来なくなることが増えます。今まで当たり前にできていたことが全くできなくなります。話せていたのに、言葉がでてこなくなって、会話ができなくなったり、毎朝起きることができていたのに、朝がきてほしくないと思いながら、起きれなくなってしまったり。散歩や本を読みたいなど、何かしたいと思えていたことが、何もしたいと思えず無気力で外出もままならない状態が続いたりします。

うつのおかげで、今できていることに感謝の気持ちが湧きます。時間が経つと悲しいことに、その気持ちがどんどん薄れていってしまいます。この感謝の気持ちを保存して、ずっととっておきたいくらいです。うつから戻ってきた時だけでなく、常に今できていること、今あるものに感謝できる心持ちでいたいなと思います。

よく他人と比較してしまうのですが、比較すると、足りないものに目がいきます。ないものを数えて出します。『人は人、私は私。何に幸せを感じるのか幸せの形も人それぞれで、人と比べても意味がないし、比べ出したらきりがない。できないこと、ないものを探すのではなく、できていること、今あるものに目を向けた方が幸せに生きれるよ。』これもまた人と比べて苦しくなったら思い出したいです。

躁状態の私にもこの気持ちたちが伝わったらいいなぁと思いながら書きました。次躁状態がきたら読んでみたいと思います。