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躁鬱患者の夢十夜③


十夜じゃないけどup

240825
山奥の屋敷に同世代の仲間と集められている。私ともう一人だけか衣装を用意されて、ただみんなでご飯を食べる。(ただし私たち二人は別メニュー)二日目の夜、別の日の夢で見た「3番目」という中国の逸話を思い出した。同じ食事、同じ色の同じ衣装を着て3日間過ごす。すると、三日目の晩に自分と同じ顔の何かが現れて殺される。偽物はそのまま自分と成り代わり、元の人生を歩む。迎え入れてくれる大人たちの異常な熱心さから見ると、すでに入れ替わっていると考えられる。あと24時間でどうにかして仲間を守らなければならない。まず、条件を崩そうとこっそり屋敷を抜け出して逃げる。しかし勿論追っ手は来る。2階から身を乗り出して追いかけてくるレプリカが地面に落ちるタイミングで衣装を下敷きになるように投げた。レプリカは嘘のように弾けて辺りは血の海になった。衣装は赤一色に。これで「3番目」の継続は不可能になり、私たちは無事に帰路についた。帰り道、商店街を歩くと「3番目」の再開を熱望するチラシがベタベタ貼ってありゾッとしながら電車に乗った。

240828
私が17の時に死んだ父方の祖父と一緒に旅行に出る。街遊び(240820)の夢に出てくる都市発空港線の特急に乗る。駅までなんとかたどり着き、チケットの発券をする。全席指定席で座席指定の機械が何故か車内にある。会員登録やらタイムアウトやらで手間取ってる間、祖父は適当な席に座りたまたま隣あった幼児と遊んでいた。じーちゃん、そこじーちゃんの席じゃないから!と注意しながらの操作はさっぱり捗らないのであった。久しぶりに見る祖父は穏やかでリラックスした表情をしていてなんだかホッとした。

240830
8月30日である。ここまで太平楽に過ごしてきたが、気づくと夏休みは残り2日。宿題を全くしていないのであった。弟はこそこそゲームをしているかと思いきや、これも宿題だった。対戦相手、戦果など細かく記録していく。細い記入欄がびっしり並んだプリント2枚分に気が遠くなる。私はゲームが苦手なのだ。思い切って弟のプリントを丸写しさせてもらう。学年が違うから大丈夫であろう。残りは束になった国語の宿題。国語は得意だが10センチほどの厚みのあるプリントが全て文章題なのは時間がかかりそうだ。起きたらやらねば。。。起きたらやらねば。。。と念じながら起きたら自分は32歳であった。

240831
大学の卒業シーズンである。なにをどうしたのか、卒論が進まない。仕上げに入る時期なのにまだ資料を読んだりしている。先生たちにひっきりなしに参考文献を渡され、精査する時間も無しに片っ端から読んでいく。なんとなく卒論に関係なさそうな文章が混じってる気がするが悩む時間が惜しい。とにかく読んで書く!を繰り返す。すったもんだありつつ、なんとか卒論を書き終え提出した。
10年後の現在である。大学の同窓会があり、当時の先生に謎の資料のことを聞いてみた。ああ!あれ!オススメの小説の好きな部分をコピー(A3にびっしり10枚)して渡した!とか悪びれることなく言ってくる。ドサクサに紛れて読んだが。許さん。(事実に基づかない夢です)

240910
ローズマリーという女性がいる。小麦粉の化身なのだが、寄ってきた男全員美味しい料理にしてしまう。例えばタコの化身ならたこ焼き、バジルやしそなどの香味野菜ならまとめてパスタにしてしまう。料理されちゃった男たちは彼女にめろめろになりひれ伏す。最強かつモテモテなので、彼女といると異常に安心してしまうのだった。

240916
CLAMPの4人がやってるカフェがある。もちろん通い詰めるが、ある時自分がCLAMPの漫画を完コピできるくらい絵が上手いことに気付く。しかも手放しで自転車に乗り、車輪に筆をつけて走行することで漫画を描く。あまりにも上手くいくので調子に乗って好きなページを模写し、もこなあぱぱに描く過程と共にドヤ顔で見せに行くと、普通に嫌われてしまい落ち込む夢。

240922
父方の祖母の家に友だちと泊まる。2階の部屋なのだが、ここは個人的な心霊スポットである。子供の頃から枯れ木のように痩せた老婆や顔だけのおかめ、直近では顔だけものすごく大きい市松人形みたいなものも見ていた。というわけで、気が重い。夜になって寝ようとすると案の定金縛りにあう。一生懸命声を出して「どけ!」と叫ぶ。これは、某県の◯快リゾートに泊まった時部屋にいた女に乗られて金縛りにあった時にやった撃退法なのだが、夢なので全然金縛りが解けないのであった。

240930
全く心当たりがないが妊娠しているらしい。妊娠中は禁酒して穏やかに暮らす。周りも気遣ってくれてありがたい。
というわけで予定日である。病室で来たる陣痛に備えて待っている。未知の痛みを想像するだけでドキドキしてしまうのだが、そこでふと姿見が目に入った。え?お腹が全然膨らんでない。お腹が目立たない妊婦もいるというが、さすがにこれは違うのではないか。しかし、親族や病院の医師たちがどんどん私を妊婦として扱っていくので段々何が生まれるか分からないが分娩の気分になっていくのだった。

241004
今住んでる実家のマンションを引き払い、昔住んでいた団地に引っ越すことになった。一緒に住むのは家族と、親戚だという見たことも聞いたこともない大家族であった。団地の内見をすると、記憶の中より広く綺麗。ここなら良いねと言った矢先に、子供の数が多いから一人部屋はないよと宣告されてしまいパニック。え?!知らん子供と相部屋!?嫌すぎる!しかしやんごとなき事情で実家を出れない私はその条件を泣く泣く飲むしかないのであった。

241031
たまにある架空の設定が夢に出てきた。私は知名度はないけれど実は朝ドラヒロイン。しかし出演したそのドラマは主役交代制で後半のヒロインが小芝風花ちゃんだったこともあり、世間の人には忘れられている。今はもっぱら昔取った杵柄として世間話する程度。なのに、まさかの「まれ」に出てた土屋太鳳ちゃんが私のことを覚えていて嬉しくってお茶会。ヒットしなかった朝ドラに出演した同士でしみじみ飲むお茶は美味しいのであった。

241119
夢で死んだ母方の祖父が出てきて、私の染髪失敗したオレンジの頭を見て「海老みたいだ」とわっはっはと笑ったので起きてすぐ一緒に夜のドライブ中の母に報告しようとするのだが、眠気が勝って「あうあう」としか言えない。しばらく頑張ったが力尽きたところで布団の中目覚めた。

241120
とにかく疲れていて眠い。大学に行き損ねすぎて留年した。重い身体を引きずりながら就活するのだが、ある会社に唐突に行きたい!と決め、何度も面接に挑戦する。3度目の面接後、高校の同級生のYちゃんが社員になったのを知り、正直ここどう?と聞くとヤバいから止めたほうがいいよ!!!!と強く止められる。社員になると全寮制になるのだが、押し入れの上のスペースを4分割して、それが4人部屋になるという。大人がなんとか潜り込めるくらいの細長い狭さで寝起きしているという。それでは疲れが取れないだろうと、また疲れ基準で物事を決めるのであった。

250101
どこかの中学校に潜入してスパイをしている。エピソードは3つ。なかなか面白い夢だったので忘れないうちにメモしないと。しかし眠い。眠気を堪えて最低限の文章を残して二度寝した。起きてみるとあまりにも最低限すぎるので内容が全然思い出せないじゃないかぁ!と突っ込むところで目が覚めた。メモは当然無い。

#夢日記 #夢十夜 #躁鬱病 #双極性障害  

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