「光る君へ」伊周の死
この時代は、ほんとにみんな早く亡くなるからなあ。
20代、30代の死去は結構普通。
伊周も籐式部の弟も30代後半だから、全然早死にじゃない。
この辺が、現代人には理屈ではわかっても、なかなか実感しにくいところだけど。
でも、伊周と籐式部の弟って同世代なんだね。そこは「へー」っと思った。
伊周は糖尿病だったらしいけど、30代で糖尿病で死ぬんですねぇ。
一条天皇も30過ぎで崩御するけど、これも決して早死にではないんだよなあ。
この頃、道長も籐式部も40を超えているから、当時の言葉では翁と媼なんだよなあ。昔話の「おじいさんとおばあさんが‥」というやつね。さすがに現代人にはイメージできないけど。そりゃ、40過ぎだったら、かぐや姫とか桃太郎を産んじゃうとか、あり得る話だわな。
たぶん、ドラマ見てる人は「役者が若すぎるんじゃない?」と思ってる人もいると思うけど、実は、登場人物の実際の年齢に近いんですよね。
そこは「トラツバ」とは違うんです。