ギブソンレスポールをザグる!
先日、P90というマイナーでマニア好みのピックアップのヴィンテージモデルが図らずもすごく安い値段で落札できた。
それが届いた。
どのギターに付けるか、ちょっと悩んだ。
このピックアップは、ハムバッカーともシングルコイルともサイズが違って、取り付けるにはザグリ(ギターを削る)をしなければならない。
いっそ新しいレスポールでも買うかとも思ったが、レスポールは3本も持っているのだ。
ということで、思い切って、ギブソンのレスポールスタジオを削ることにした。
最近、ギブソンのギターは急激に値上がりしていて、スタジオでも20万以上で売ってる。20万のギターを削ると思うと、何かドキドキしてしまった。
でも上手く行って、とても良い音になった。
最近、急激にハムバッカーが嫌いになりつつあり。何かねぇ、どれもおんなじ音に聞こえてしまうのだ。クリア音も面白くないし、歪ませたら、いわゆるハードロックの音になるんだけど、ストラトを歪ませた方がかっこよく思えて来た。
このP90というピックアップは、構造はシングルコイルなのだけど、分厚い音がする。それでいて、やっぱりシングル系なので、1音1音がはっきりしている。
良い感じだ。だから、1本欲しかったのだった。
ハムバッカーでギュイーンと歪ませてしまうと、ピッキングのニュアンスとかわからなくなって、要するにヘタでもそれなりに聞こえてしまうのだ。だから、初心者はメタル系のディストーションでやたらと歪ませて弾くことが多い。
ということで、シングル系のピックアップとかクランチ音やオーバードライブが好きになってきたということは、それなりに技術が向上して来たってこと? まあ、そういうことにしておこう。