自衛隊さんありがとう?
自衛隊の車がオートバイにぶつかって、オートバイの男性が死んでしまったというニュースがあった。
最近、こういう事故とかあると、とにもかくにも自衛隊を擁護しようとする意見が多くて気持ち悪い。
自衛隊だから悪い事をするはずがない、というのもおかしいし、自衛隊だから悪い事をするはずだ、というのもおかしい。当たり前のことだけど、客観的に捜査すればいいだけだ。
そういう意見を書く人は、ともすれば「一般公務員はろくでもない税金泥棒だが、自衛隊だけは立派な人々だ」という偏見が強い。
この記事のコメントにも「必要以上に自衛隊を強調するなと思ったら京都新聞でしたか。」とあるが、どこをどう読んだらそういう風に読めるんだろう? それに「バイクの方が悪いに決まってる」という何の根拠もない決めつけばかり。
「兵隊さんのおかげです」「兵隊さんよありがとう」的な世の中になりつつあるのか?
でも、おもしろいのは、本来だったら警察も同様に神聖視されてもいいはずだが、やっぱり交通違反なんかの恨みがあるせいか、警察は「立派な人々」扱いはされていない。