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年齢によるギター奏法の好みの変化

人間の耳って面白いね。

年齢によって音楽や音の好みがどんどん変化して行く。

高校生の頃は、とにかく速いのが偉くてすごいと思ってた。ギターもドラムも。(まあ、そういう子は今でも多いだろう)

大学生の頃、ストーンズみたいな「裏打ちリズム」のロックンロールのかっこよさが急にわかるようになった。(高校生の時は、ビートルズのロックンロールはかっこいいと思ってたけど、ストーンズは何がいいのかわからなかった)

ヴァン・ヘイレンとかが出て来て、超速弾きやライトハンド奏法がすごいなと思った。

そのうち、超速弾きはどれも似たような感じで、すごいけどスケール練習みたいだなと思うようになった。ただ、自分が弾けないから負け惜しみの気持ちもあった。

最近では、超速弾きを全くかっこいいと思わなくなった。こんなの打ち込みと変わらんじゃんとマジで思うようになった。負け惜しみもなくなったし、弾きたいとも思わなくなった。

こういう変化は誰でもあるみたいだね。

でも「日本人はトシをとると演歌に帰って来る」というのはないと思う。

だって、70代の連中がビートルズ世代だからなあ。

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