29歳まで海外童貞だった僕がトリリンガルを目指すワケ #私と世界
先週創刊した「日刊noters」も早いもので、Week2に突入です。
先週のテーマは #私の履歴書 でしたが、今週のテーマは僕の独断と偏見で #私と世界 というテーマでそれぞれのストーリーを綴ることにしました。
実は僕、29歳までは海外童貞で、人生初海外は29歳だったのですが、先週、はじめての中国語レッスンをオンラインで受けてきました。
リクルートキャリア時代の先輩が中国でスタートアップを経営しているのですが、彼女の友人であるTinaさんによる中国語レッスン。
*ちなみにTinaさんは中国から日本に来てゴルフウェアの領域で起業されている方で、中国語講師は彼女にとってはあくまで”複業”です。笑
発音がなかなか難しいのですが、初回の感想は楽しい!のひとことに尽きます。
なぜいまさら外国語を?
今年で僕は30歳になったわけですが、なぜこのタイミングで中国語を学ぼうと思ったかというと、11月に中国にHRTechを中心にSaaS系のスタートアップの視察に行くことを決めたことが直接のきっかけです。
中国へは家族と一緒に向かう予定ですが、中国語を話せる通訳を常時アテンドしているわけではありません。これでは何かあったら困る、というわけで中国語を勉強し始めました。
そもそもなぜ、中国に視察に行くことを決めたかというと、「情報の非対称性が大きいから」という話にたどり着きます。
今、NewsPicksなどの経済メディアでも毎日のように、アリババやテンセントといった中国系の企業の話題が増えています。最近日本で大流行しているTikTokも中国企業のアプリです。
ですが、中国の人からすると、日本人が知るこうした情報は氷山の一角でごく一部でしかないとのこと。実際はもっと多くの企業が急成長していて、日本人がまだ知らない企業やツールがまだまだ多く存在しているようです。
ちなみに、TikTokは中国ではすでに最先端トレンドではなく、日本で言えばFacebookやInstagramのような「一般的なアプリ」として既に浸透しているそうです。日本ではやっと、企業が注目し始めたばかりなのに。
それくらい、今の日本で得られる情報と現地の情報には差が大きいのが現状です。
価値ある情報がある場所に、投資してでも赴くべき
toCビジネスであれば、まだ日本にいても情報を得やすいですが、toBビジネス、特にSaaS系のソリューションに関する情報なんて、まだ日本にはまったくといっていいほど流通していません。
海外のHRtechイベントでより日本で知られているのが、アメリカのラスベガスで開催される『HR Technology Conference & Expo』です。ちなみに、僕の人生初海外は29歳でしたが、このカンファレンスに参加したことが人生初海外でした。
ところが、今年のHRTechカンファレンスには参加しませんでした。理由はシンプルで、かかるコストに対して得られるリターンがさほど大きくないな、と。
昨年参加してみて思ったのはとにかく日本人が多い!ということ。さらに、日本から多くのメディアも参加しているので、割と早いタイミングで日本語の記事がどんどん流通するんです。昨年は100万円以上の金額を投資して参加したわけですが、今年はわざわざ現地に行かなくても、必要な情報を得られそうだと思い参加を辞めました。
そこで、逆に、情報の価値が大きいところってどこだろうと考えた結果が、ChinaTechでした。せっかく自分の貴重な時間を使って赴くわけですから、より高い価値ある情報がある場所に投資すべきだと思っています。
子どもに勉強しろというならばまずは親が勉強しよう
もうひとつ、HRtechカンファレンスに参加するにあたって、昨年のラスベガスと今年の中国では違いがあります。
それは通訳がいない、ということです。
昨年のHR Technology Conferenceへは、リクルート時代の先輩と大学時代からの友人(スタートアップのCTO)と3人で行ってきました。CTO(Chief Tecnology OfficerにしてChief Translation Officer)が英語もペラペラだったので、全面的に彼に通訳をお願いしていました。
とても助かったのですが、会話のすべてが彼任せになってしまう状況がとても悔しかった。僕も英語を話せたらよかったのに、と強く思いました。
今年の中国へは家族と一緒に向かう予定のため、通訳になってくれる人はいないわけです。
訪問先とのアポには通訳に同席してもらう予定ですが、万が一スマホとかモノを失くしたりでもしたら本気で危ないと思って、まずは最低限日常会話をマスターできるよう勉強を始めました。
ちなみに、僕には小4の長男と小1の次男と2歳半の娘がいるのですが、子どもたちに対して「勉強しろ」と言ったことは一度もありません。子どもに勉強しろと言うのではなく、まずは親自身が学習すべきだと思っているんです。
「勉強しろ!」ではなく「勉強しよ?」と、子どもと一緒に親も学ぶスタンスが理想かなと。
人生100年時代に30歳からはじめるトリリンガルチャレンジ
そういうわけで、30歳から勉強しはじめて中国語を話せるようになったらかっこいい!と思うので、次回以降のレッスンも頑張ります。
アメリカでの悔しい思いを晴らすためにも、中国語だけでなく英語も学んでいるので、30歳からはじめるトリリンガルチャレンジ、応援してくれると嬉しいです。
WeChatフレンド、募集中です♪笑
あす火曜日はマインドフルネスアキラさんの担当です。
#私と世界 というテーマについて、一体何を綴るのか。今から興味津々です。笑
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