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【お料理】 絹さやのパリパリ (調理時間:5分)

・旬の絹さやを、歯切れ良く。
・母がよく作っていた思い出の味。

まだ私が実家で過ごしていた頃、この季節になるとよく食卓に出てきていたお料理です。
昔は母のことが料理が上手だと思ってはいませんでしたが、自分が料理をするようになって、母は料理が上手だと思うようになりました。

凄い包丁をするわけでも、凝った料理をするわけでもないですが、とにかくいい食材を選び、その食材の味が生きるように料理をする人です。
私が料理の手解きを受けたのは、母ではないですが、自分の作る料理の味や食材の目利きは、母譲りだと感じる今日この頃です。

「絹さやのパリパリ」。母は幼い私にこのようにこの一皿を説明したと記憶しています。「パリパリ」という音が、当時とても美味しそうに思えて、絹さやという野菜が大好きになりました。

☆材料はこちら

・絹さや
・みりん
・濃口醤油
・鰹節

たしか、母は醤油を使っていなかったような気もしますが、これを撮ったときの自分はなんとなくお醤油が使いたい気分でした。
絹さやの筋を取り、薄く油をひいたフライパンで焼きます。

両面に焼き目が付いたら、みりんとお醤油をほんの少しだけ垂らします。

鰹節を入れて、軽く絡めます。

出来上がりです。

鰹節がお醤油を含んで、しっかりとした味になるので、それと絹さやをお口の中で合わせるようにして味わいます。
絹さやのパリパリした食感と、鰹節の風味が嬉しい、思い出の一品です。

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