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茶箱雪点前~茶道裏千家お稽古日記❶~
先生が左手首を骨折してしまい
一時ストップしていた茶道のお稽古。
今日から無事、再開しました。
今日のお軸は「舜」
(書いた人、とても有名だそうですが忘れてしまいました。
次回確かめよう。)
お花は
先生が昨年末に買って、涼しい所に置いていたという
白梅と
お庭の椿でした。
備前焼きの耳付き花入れとよく合っていて
風情を感じました。
「この扇子はね、今年のお家元の初稽古に行けずに
志を贈ったのよ。その返礼にお家元から届いたの」
という巳年の扇子や盃が飾ってありました。
扇子には「流水走青蛇」。なんとなく清々しい感じ。
このような思いのこもった品々に触れると、
心も育ててもらっているのだと感じます。
先生に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
先生はまだ肩から三角巾で腕ごと吊っているため
今日は炭を焚いて炉を準備する必要のない
「茶箱 雪点前」のお稽古でした。
茶箱は、漆塗や桑の生地の箱の中に
茶碗、棗、茶筅、茶巾、ふりだし(金平糖をいれた小さな壺)
茶杓、帛紗、古帛紗を全部入れて運びます。
木箱に様々なお道具が小さく収まる様子が、かわいかったです。
ふと幼い頃家で飾っていた7段ひな人形セットを懐かしく思いました。
お人形たちの持ち物も、牛車も、その他の飾りも、
愛らしくきれいで、毎年飾るのを楽しみにしていました。
祖母が私の誕生を祝って贈ってくれた宝物です。
さてお稽古が始まると…
一つ一つのお道具を箱から出したり清めたり
棗や茶碗を入れている仕覆(しふく)を脱がすのも
コツや手順があります。
ゆっくり、ゆっくり丁寧に先生が指導してくださいました。
感謝です。
茶箱の後に建水を運びますが
今回は、準備を忘れて
お点前が始まってから慌てて取りに行きました。
お点前の内容は、またいつか書くことにして、
今日のお菓子について…
式亭の「柚子琥珀」をいただきました。
他にも仙台「白松が最中」や
文明堂の「ふみだより」
そしてたねや製「チョコどら焼き」
とおいしいお菓子があって、心躍りました。
たねやのバレンタイン特集サイトは見当たらなかったので、
洋菓子部門クラブハリエのサイトを下に載せておきます。
フジ系テレビ局に勤めている稽古仲間のNさんが
「ボーナスなくなるかも」
とか
保険屋さんでキャリアを積んでいるYさんが
NHKの災害に備える特集番組に出ていた
とか
お稽古仲間のお話を聞くのも楽しかったです。
やっぱり茶道が好きです。
よい一日になりました。
明日もよい一日になりますように。