自分のライフプランは描けている!と思っていた私が、壁にぶつかりスリールにジョインした話
はじめまして、スリールスタッフの川手尚子(かわて なおこ)と申します。私は半年ほど前からスリールにジョインし営業まわりのサポートをしています。
私はもともと学生の頃、スリールのワーク&ライフインターン(学生が共働きのご家庭に入って、仕事と家庭の両立を学ぶもの)というものを体験しており、その体験を通して自分のライフプランはしっかり描けているものだと思っていました。
そんな私が社会にでて、仕事と家庭を両立することの難しさを痛感し、改めてスリールという会社で多様な働き方を支援したいと思ったまでの経緯を発信しようと思います!
1.学生時代に思い描いていたライフプラン
冒頭にも少し書かせていただきましたが、私はスリールのインターン生です。スリールのインターンでは下記のようなプログラムを体験しました。
・共働きのご家庭に訪問し、育児と仕事の両立の仕方を見て学ぶ(お子さんの送り迎えから、親御さんが仕事から帰ってきてからのルーティンなど)
・「なりたい姿を考える」「弱みを強みに変える」ワークショップなど
共働きのご家庭に実際に訪問することで、よりリアルな体験ができたり、働くママ・パパの時間の使い方を学ばせていただきました。
またインターン生同士、定期的に集まりワークショップなどを行うことで、多様なライフプランの考え方を見聞きし、自分にとっての理想のライフプランはこれだ!というものができました。
当時学生だった私がたてたライフプランは、結婚し子どもができても働き、育児と仕事を両立させるといった内容でした。
実際に共働きの家庭も体験し、ワークショップなどを通じて自分の今後のライフプランも十分に描けているとこの時は思っていました。
2.社会人としての生活
私は新卒で金融系のシステム営業をする仕事に就いたのですが、入社して2年目ぐらいから、社会人の生活にも慣れ、仕事も楽しく充実した毎日を送っていました。
少しずつ任される仕事も大きくなり、仕事へのやりがいもどんどんでてきました。そのような生活を送る中で、日々の仕事については考えるのですが、将来や10年後のライフプランなどを考える機会はあまりありませんでした。
その結果、学生の頃にせっかく立てたライフプランを見直す機会もなく、いつの間にか入社して3年、4年と月日がたっていきました。
3.結婚と仕事
そんなある日、当時お付き合いしていた彼からプロポーズを受けました。
当時彼は地方で勤務しており、彼の勤務場所に私が勤めていた会社のオフィスはありませんでした。※リモートワークも対応していない状況
学生の頃に描いていたライフプランは「都内で夫婦共働き」というイメージ一択でしたが、いつの間にかそんなことも忘れ、転勤の多い彼と付き合いプロポーズを受ける。
一瞬で私が過去思い描いていたライフプランは崩れました。
当時の私に与えられた選択肢は3つでした。
1.彼との結婚をもう少し先延ばしにする(仕事を続ける)
2.彼と結婚し別居生活を送る(仕事を続ける)
3.彼と結婚し、地方に引越し一緒に暮らす(仕事を辞める)
彼は転勤が多い金融系の職に就いており、仮に「1.」の選択をしても今後ずっと一緒に暮らせる保証はなく、一生別居生活を送るという考えもなかったので、「3.」仕事を辞める決断をしました。
正直、こんなに早くプロポーズをされるとも思っておらず、日々仕事ばかりしていた私は、ここでようやく今後の人生どうしよう?とライフプランを見つめなおすきっかけを得ます。
(人はなぜか窮地に迫られないと自主的には長期的な物事を考えられないものですね。。。)
4.それでもやっぱり働きたい!
無事結婚し、地方に移住しましたが、誰も知り合いもおらず、子どももいない、日中は夫も働きにでるので家に1人。
これまで会社員としてやりがいをもって仕事をしていたのに、どこにも所属していない自分。「私って何者なんだろう。。。」職業欄に何も書けない、何も私を証明するものがない。そんな感覚に陥っていました。
そこから、やっぱり働きたい!と思い、働く道を模索しますが、働き口も都内ほどはありません。仮に地方で就活をしたとしても、転勤族の妻を雇ってくれるところはあるのだろうか?という思いが沸き上がってきました。
それならば、自分で仕事を作ってしよう!と思い、フリーランスという道を選びました。幸い、フリーランスとしての仕事はすぐに得ることができ、地方でも自分らしい働き方をすることが可能になりました。
5.スリールで目指していること
フリーランスとして活動している中で、スリールの募集があり、「やっぱりもっと多様な働き方を支援したい!」という思いが募り、応募しました。
会社員の頃を思い出すと、人事の方もたくさんの研修を用意してくださっていたにも関わらず「この仕事が忙しいときに研修なんて時間がもったいない。」と随分なことを思っていた自分がいます。
そしていざ自分が結婚といったライフイベントに直面するとあたふたしてしまう。
スリールであれだけライフプランを考えていたのに、いつの間にか忘れてしまっている。
とても恥ずかしいですが、私はこのような状態でした。
そんな私だからこそ、自分自身を例として、そんな人たちにどのように多様な働き方を臨場感もって考えてもらえるか。研修がもしかしたら、すぐには役立たなくても長い目で見るととてもありがたい機会であるということ。を現場の社員の方に届けたい!と思っています。
スリールの仕事を通して、一人ひとりが自分らしい、多様な生き方ができる世の中のお手伝いをしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!