TOEIC200点代から800点代へ。劣等感と怒りをバネに実施したワーホリ後勉強法を振り返る。
高校の英語テストで5点を取ったことがあります。
大学受験がしたくなくて、附属校に入ったのに進学できるかさえ、危ぶまれた時期もありました。
大学時代にアメリカへ留学した際も、欠員が出たタイミングで自分がたまたま応募したので運よくいけました。
現地では何も考えず、海外という世界で生きることに満足して、遊んだり、サッカーしたりと、言語よりも勢いだけで過ごして帰国しました。
今考えると、英語を勉強する機会はいくらでもあったと思います。
「なんとかなる」
「なんとかなった」
で誤魔化して生きてきました。
先の記事でも書きましたが、オーストラリアのワーキングホリデーで痛感します。
「どうにもならない」
そんな現実を突きつけられて、苦労した後、
さらに帰国して、
「こいつオーストラリアまで行ったのに、英語喋れないで帰国したんだってよ〜」
友人の酒の肴にされる始末。
反論したくても目に見える実績は、、、、ない。という現実。。。
帰国して、30歳すぎて、人の言葉によって(闘志と怒りを熱量に)勉強をしました。
僕は不器用なので、正直かなり追い込みました。
追い込まれて日々辛いのは筋トレと一緒。
成果は後になって気づくもの。
そう思い込んで、追い込みました。毎日頭痛との戦いでした。
短期間で一気にTOEICスコアを上げる目的(怒りの反動w)の勉強法なので参考になるかわかりませんが、ご紹介しようと思います。
会社や学校でTOEICのスコアが必要という方にはおすすめ?かもしれません。
自分の選んだ教材集
英語の文法が全くわからなかったので、ここから始めました。
360フレーズあったので、1日45フレーズずつ進んでいくペースで勉強しました。アプリで音源が再生できます。1.5倍速くらいで音声流して、耳筋トレをしてました。
ひたすら公式問題集をこなして傾向を理解するのはすごく重要だと思います。
やることが「スコアを上げる」と決まっていたので、
文法
単語
問題集
に絞りました。
次に勉強量についてです。
平日3時間、週末5時間、合計25時間勉強する。
自分にルールを作りました。
月間、100時間やればどうにかなるでしょ!って気持ちでした。
月100時間やって、結果が伴わなければ、自分に敗北です。どんな結果になっても納得できる目標勉強時間として定めました。
内容としては、
平日朝は1時間、単語本でシャドーイング。
平日夜は2時間、文法書で基礎勉強。基礎が終わってからは、リスニング問題のpart1と呼ばれる短文問題をひたすらディクテーション。
土日の2時間半は、リスニング問題の音声流しながら、追っかけてその音声を書き殴る。
残りの2時間半はリーディング問題の各partの質問と答えを書き殴る。
TOEICというものに出される問題の傾向を掴むことに力を注ぎました。
遊ぶ。よりも見返す。という気持ちが仕事前後に勉強していたと思います。
余談ですが、モチベーションアップに読んでいた本はこちら
劣等感を力に変えることに共感しながら読んでましたw
たまに取り入れたこと
オーストラリアで友人ができなかった、同僚との会話が全く聞き取れない危機的状況に始めた名残です。
TOEICは基本リスニングと文法、解き方のコツさえ掴めば、スコアは伸びていくと実感した上で、せっかく英語習得を実感できているなら、しゃべってみようと思って利用していました。
1回30分で、チャットも利用して授業ができるので、わからないことがある時はチャットで文字化して質問もできるので良かったです。
気さくな先生に出会うと結構楽しかったです。不機嫌な先生なら秒で切りましたw
そんな勉強を続けて、
3ヶ月目で600点代到達します。
3ヶ月が経過し、次のテストに向けてさらに自分を追い込もうと、英語の学校に2ヶ月間通いました。
理由は短期決戦だったからです。
怒りと悔しさと劣等感の起爆剤だったので結果を早く示したかったのもありました。
僕の通った学校は、英語ネイティブの先生による、日本語禁止の学校でした。
TOEICとは別にしゃべることも伸ばしたいと思っていたこともあり、より自分を追い込む学校を選びました。
結局学校かぁ〜と思うかもしれませんが、出費はモチベーションにつながります。
誰かに無理やり入れられた塾でも研修でもなく、自ら望んで、自分で稼いだお金で通学する。適当に勉強できるわけがありませんねw
これはパンの専門学校に入学した時と同じ気持ちですが、自分の本気度を確かめられるのと、お金に見合った収穫を得ることに必死になるので効果的だなと思っています。
この出費で、是が非でも点数を取りたくなる気持ちが高まりました。
6ヶ月目で800点代
に到達しました。
パン屋を開くための今までとこれからを綴るために始めたnote。
このことも自分の人生においては重要なポイントだったかと思い、書いてみました。
成功体験。って宗教ちっくでメンタル寄りの言い方になってあまり好きではない言葉ですが、結果的に自信に繋がって、英語へのコンプレクスもなく、距離感も近くなった気分にはなれているので、TOEICの勉強は良い機会だったかなと思えています。
お金と時間の投資は大事なんだなと思いました。
TOEIC勉強を終えてみて、世界で通用する資格はIELTSだったなぁ。
オーストラリアで、もし働く、住む。。。なんてことを考えてたら、友人の言葉にむきになってTOEICを勉強するよか、IELTSを勉強すれば良かったな。
と、満足したらすぐ欲が生まれる性格です。
サワードウブレッドのいろんな国で開催されるワークショップや、講演会には参加して見たいので、引き続き英語は勉強していこうと思っています。
そして、いつ何が起きるかわからないですし、世界で通用する言語、英語は忘れないようにしなきゃと自分に言い聞かせています。
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