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【読書】「OWNDAYS 大きな嘘の木の下で(1)」 サラリーマン投資家のFIREへの旅路 第91夜
【大きな嘘の木の下で】
遅ればせながら、オンデーズの田中社長の話を
YouTubeで聴きまして、めちゃめちゃおもろい人やな〜!と、
興味が出まして、昨年に出された著書を読み始めました。
とはいえ、まだ、始まりの始まりしか読んでいませんが!
それでも、十分におもしろいので、その日に読んだ分、
面白かったところを書いてみようと思います。
【幸せってなんだっけ?】
まず、今日の発見としては、幸せの定義ですね。
現状ブラック企業で働いている私は、
外回りの営業から18時に帰社し、その後、製造作業の手伝いから
現在22:30に作業終了し、事務所で、こっそりこの記事を
書いています。
そんな会社の教えが、田中社長の昔の考えと全く同じで、
それが間違いであることを気づかせてくれました。
父親は、家庭を犠牲にして働き、給料を持ち帰ることで家族を「幸せ」にできるのだ
このような、教育がうちの会社でも、昔からあります。
私も長年、同じ話を聞かされる中で、それが正しいと思いこまされ
ながらも、疑問を感じ、揺らいでいた私の心に、本書は
ガツンっと、答えをくれました!
それは、田中社長のエピソード。
いくら広い家に住もうとも、好きなものを買ってもらおうとも、パパと一緒にご飯を食べられないことや、運動会に来てくれないことが悲しいと言われた。
という内容です。
まさに、自分に当てはまることでした。
しかも、私の場合、広い家もなければ、好きなものをなんでも
買ってあげられる訳でもない。
それでいて、帰りが遅く、自由に休みも取れず
保育園の運動会なんかにも行ったことがない。
正直、このエピソードは自分の子どもが言っているようで
涙が出ました!!
ほんま、最悪な父親ですよ!
【価値観の押し付け】
「幸せ」というのは、何かの瞬間に感じるもの。
「幸せにする」という言葉自体がおかしい。
しかも、誰かを幸せにするというは、自分が思う幸せを
相手に押し付けているだけで、
相手が「幸せ」と感じるか相手次第です。
まさに、家族の幸せは、間違った形であった訳ですから。
【企業理念】
うち会社の企業理念は、
「全従業員の物心両面の幸せの追求」です。
まさに、会社の考える、従業員の幸せを押し付けられ、
長時間労働を美徳とし、人間性の向上こそが、心の幸せだと
押し付けられていたのです。
田中社長は、これに気づき、企業理念を変更されたそうです。
うちの会社では、ありえないでしょう。
【つづく】
本書は、「嘘」がテーマですが、
そこから、自分の中の常識をバシバシ崩されそうです。
引き続き、読み進めていきたいと思います!!!