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本を渡しに行った!(下)
日本を離れる前日
11:00 紙屋さんに電話
14:00 「吉村弘 風景の音 音の風景」展(鎌倉)
17:55 283枚のA3紙を取りに行く
18:20 4冊目、赤ちゃんの靴下を買いに行く
19:00 ミニ送別ディナー
22:00 4冊目を届けに行く
最終日に、改めて282枚のA3紙を予約した。通常は翌日の受け取り、紙屋さんに今日中できるのかを相談してみた。プランBは、明日空港へ向かう前に取りに行けば。以前、私の注文が漏れていたから、「今回は飛んじゃうので、私の紙を忘れないでください!」
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紙をゲットしてから、4冊目のため、親友のこれから生まれる赤ちゃんの靴下を原宿まで買いに行った。電車の中、前前職ちょうど原宿にあったから、同僚に「携帯の電源が切れそう。会社の外に充電器を置いてくれる?」と連絡して、電池が切れた。表参道を歩いて、おおお、ここの笹団子はおいしい。友達に食べてほしいわぁ。お店に入った。
オフィスに着いたら、「携帯は?」
「えーど… 消えちゃった。笹団子のお店にあるかも」
19時(ちょうど閉店時間)に電話をかけていたが、通じなかった。表参道を必死に走って、友達は歩いていた。
「先、五つの笹団子を買ったものです…」警察届けに行く直前に間に合った。セーフ!
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「あ、見つけた」
二人が合流したら、私は「コンビニに行きたい」と言った。
「ええ?今、印刷するの??」
ディナー
「もう…あなた。台風のように現れ、同じように去っていく」そして、スリランカ料理屋はアッハッハに満ちていた。
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次の場所に向かうとき、脳に色んなレイヤーの思いが漂っていた。その一つは、「さ〜さ」あ、笹団子!!まだ友達に渡していない!
「あ。彼女は戻った」(爆笑)
もう一冊を届けに行かないと。
4冊目 22:00
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赤ちゃんのベッド上に。
恐竜の靴下。
背景
本に登場する人物ピンクスーツケースレディの家族だけの誕生日お祝い(結婚登録日+息子の名前を決めた日)に、なぜか私もそこにいた。私も家族の一員だよと言われた。
「結婚式のプレゼント、何が欲しい?」
旦那さんが「あなたの本」と答えた。
「家具?」
「your book, your book, your book, your book, your book, your book」
「…」
彼女に聞いても、「あれ、あれ、なんだっけ?本!」
「あしゃくん(10月に生まれる子)に読んであげるよ」
「へええ?大丈夫かな?!」
「あなたの頭にいったい何が入っているのかを知りたい」と旦那さんが言った。(原文:I wanna know what the fuck is going on in your brain.)
最初、彼は彼女について相談しにきた。いつの間にか、彼女との関係にも深まり。彼女は私の本がほしいのは分かるけど、主に利益とお金に関心を持っている、いつも私の話し方にイライラするエンジニアの旦那さんも?!
断るわけには行かない。約束したから、届けに行った。
出発日
0時過ぎに以前の家に着いて、リビングで朝3時まで最後の3冊を作っていた。眠気が訪れ、体半分のソファに丸まって寝ていた。
7:30 5冊目
8:30 区役所 住所をキャンセル
9:00 年金書類を提出
12:00 6冊目13:00 → 14:30 空港に向かう15:00 → 17:00 空港で7冊目を投函する
18:00 飛行機
5冊目 7:30 am
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3年前、彼女からもらった中古自転車。
朝7時半、彼女の新しい職場に届けにいった。私が送ったメッセージが届かなかったみたい。彼女の真剣に仕事している姿を25分覗いた。魅力的だなぁ。ようやく彼女は引き出しを開けようとした時、あ、今だ!私は1Fから懸命にジャンプして、手を振っていた。目の角に何かが動いているのを感じた彼女はやっと振り返った。
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次、区役所、年金、荷物の片付け、そして、本のために絵を描いていた。
6冊目 お昼
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暗く細い家への帰り道、
このライトを使ってください。
空港に向かう直前に大家さんと12時に待ち合わせして、本を渡す。
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13時になっても、大家さんはまだ来ていない。もう、出発しないと… 大家さんの隣の自宅をピンポンしても、自宅に電話しても、「川田さん!!」を叫んでも、何も返事がない。電気とエアコンをつけたままで、出かけるわけがない。ものすごく心配していた。
最後に、もう一本の電話をしたところ、真剣な声で「はい。川田です」と返事があった。
「川田さん! 昼寝ですか?」
「よく分かるね。ごめんね。ウガンダにいく荷物を準備してて、疲れちゃっててね、、」
78歳の大家さんに電車の中まで送ってもらって、ドアが閉める前に飛び降りた。
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7冊目 空港で投函📮
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時間がないから、スカイライナー。16時、空港に着いて、改札を出るところで、チケットどこだっけ?あ!チケットがピンクだったから、本の中に…本を開いたまま、「すみません、記念として本につけたのですが、、」
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家に着いた翌日、フレッシュな282枚の紙を抱えて、テストプリントに行った。
「まだ印刷してるの???」と姉に聞かれた。
カラープリントを終えて、リソグラフはヨーロッパのどこかで。日本の紙。世界を旅して、形になって、また日本に戻ってくる。
中川さんのガイダンスがない中。
失敗できない!!
や・る・ぞ