映画の話761 シビル・ウォー アメリカ最後の日
執拗に描かれる虐殺や内戦による犠牲者の遺体と、一方で美しい映像と音楽が、なんとも言えない終末感を漂わせています。ジャーナリストたちの目を通して描かれる「アメリカ最後の日」は、世界各地で今も続いている戦争や紛争、内戦の姿と変わらないと思いました。
若いカメラマンが、飲み込まれるかのように一気に戦場の様子を撮り続けていく姿は、「成長」なのか、人間性の喪失なのか、問いかけられているようでした。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートあってもなくてもがんばりますが、サポート頂けたらめちゃくちゃ嬉しいです。