映画の話728 名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊
水の都の美しい街並みや、入り組んだ水路、窓に映る水面のさざめきまで、舞台となるヴェネチアを細部に渡って丁寧に描いていると思いました。
まだ何も起こっていないのに、すでに事件が起こっていて、心霊と論理的な推理とのコントラストが明確になったとき、人が死ぬというところもミステリーとして素晴らしい仕掛けだと思いました。閉ざされた屋敷の中で、誰もが少しずつ嘘をついていて、それらを明らかにしていくのが面白かったです。
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