映画の話365 異動辞令は音楽隊
反骨の精神を持ち、組織に従わないで自らの正義を貫く昔気質の刑事が、音楽隊に左遷されるという、もしこれが現実だったら耐えられないだろう人事異動が描かれて、いたたまれない思いがしました。
自分の納得のいかない仕事を、仕事としてきちんとこなしていくことに苦悩する主人公の姿は、誰もが若い時期に通るものかもしれません。この主人公のように年齢を重ねてからだとよほど辛いと思います。
それを受け容れつつ、持ち前の一本気さで、音楽隊の仲間たちと次第にチームになっていく姿には感動しました。
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