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テレビ嫌いな私が、娘が好きなテレビ番組に感銘を受けた話②

①のつづき

テレビ嫌いな私が、娘が観ているテレビ番組をチラ見していたら結構ハマってしまったテレビ番組とは、、、こちら。

え…ここで、イッテQ!?て感じだと思いますが(笑)

みんなが知っている長寿番組?なのかな、全然テレビのこと知らない私でも番組名ぐらいは知ってたからかなり有名な番組なんだと思うけど、私はこれまでは機会も興味もなくて、観たことがなかった。

けど、観てみたら…これはほんとに素晴らしい番組でした。。
しかも回を重ねるごとに、愛おしくなる番組、なんですね、これって。

何が素晴らしいって…
私はそもそも旅行が好きだから、単に世界のいろんなところをおもしろおかしくいろいろ知れるのもワクワクするのだけれど、この、内村ファミリー(司会の内村光良さんと出演者さんたち)というのか、出演者の方々が、本当にこの番組とメンバーが好きでやってるんだな、というのがすごく伝わってきて、観ていて心が温かくなるのだ。

なんなんだろう、出演者みんな人がいいというのか、この温かい感じは一体…と思う。芸人さんたちが多いから突っ込み合うにしても、愛にあふれている。お互いの情けなさを笑いにしながらも、途方もなく大きくあたたかい愛で包み込んでいて、「もう、この人、ほんとしょうがないけど、愛してるよ~」と泣きながら笑っている感じ。ナレーションも出演者さんたちを突っ込んでいるが、そこにも愛を感じる。

単なる旅番組じゃなくて、冒険、とあるように、旅のなかにまさにちょっとした課題?みたいなのもある内容だから、より一緒にアドベンチャーしているような感覚になるのかな。視聴者も出演者も。旅やいろんな困難を一緒に乗り越えることで、人は結び付きが強くなると言うし。だからみんな仲良くなるし、観ている方もどんどん愛着が沸いてくる、のかも。

(そういう内輪盛り上がり?みたいな感じには賛否両論あるのかもしれないなとは思うけど、私はドッキリ系の番組とかよりもずっとあたたかい笑いで大好きだ)

娘はドッキリ系の番組とかもよく見るけど、私がそういう系は嫌いなのを知っているし、それに比べてイッテQ!には私が好感を持っているのを感じていて、私に対して嬉しそうにイッテQ!の話をしたりする。

先月やっていたイッテQ!も、宮川大輔さんがオーストラリアでのベーコン早食い大会だかに出た回があって(しかしこれまた私は早食い大食い系は本当は好きじゃないので、こういう回よりいつもの旅の回のほうが好き笑)、いつもの通り娘は興味深そうに観ていた。

…で、そんなことはもう私は忘れていたつい先日、家で夕食にイカを焼いていたら(生協のパルシステムで頼んでいる「イカの一夜干し」ってやつで、カットされているんだけどリング型じゃなくて、縦に細長いのが特徴。焼くだけですんごい美味しい)、そのイカを見た娘が「あれやってみたい!」と。

何かと思ったら、その、宮川大輔さんが挑戦したベーコン早食い大会のように、イカを食べてみたいって思ったらしく…。その早食い大会とは、30cmぐらいのめっちゃ大きいベーコンを両手を使わずに食べる(2枚完食するまでの早さを競う)、ってやつで、出場者たちは、立ったまま両手を腰の後ろに回して固定し、机に乗せられた、ベーコンが乗ったお皿に顔・口を近づけて食べるスタイルだ。

娘は私が焼いていた細長いイカを見て(だからといって30cmもあるわけではない)、そのベーコンを思い出したらしく、やってみたい!と思ったそう。

というか、もしかしてあれ観たときから、やってみたいと思ってたんかな…こいつは、、

行儀悪いな、と思いつつも、やらせてあげて、娘は大満足。宮川さんの真似して、ガッツポーズまでしてました…。(参考までに…宮川さんのベーコン早食いはこんな感じ。勝手にお借りしてます、すみません)

話は逸れますが、こういう、やってみたい、という子どもの思いを、しかもくだらなくて、あほくさくて、どうになるでもないようなことを、家庭でできる範囲でやらせてあげられること、そしてそういう発想を持っていて、素直にやりたい、と表現できる娘を、ほんとにありがたく思います…。

やりたいことをやりたいと言えなかった、それもくだらないことは特に許してもらえなかった自分の子ども時代を解放させてあげられるようで、子育てを通じてそういう癒しの機会を与えてもらっていることに、感謝です。そんなわけで、イッテQ!にも感謝、なのでした。

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