チューブを使って吐く心理とデメリット
道具を使ってでも吐きたい!
食べ吐きをする人の中には、道具を使って吐いている人もいます。
「慣れるとラクに吐ける」「吐きダコができなくて済む」といった理由でチューブやスプーンが使われることが多く、それなりに理にかなっているように聞こえます。
しかし、少し見方を変えれば「道具を使ってでも吐きたい」ということになり、「吐きたい気持ち」「やせたい気持ち」が非常に強いことを表しています。
また、吐くためとは言え、体の内に食べ物以外のものを出し入れする行為には以下のようなリスク(危険性)があります。
・チューブやスプーンによって口の中や体の内が傷つくリスク。
(チューブが体の中の大事な部分を突き破ってしまう場合も含みます)
・吐いたものが体の中でチューブを通らず、場合によっては窒息してしまうリスク。
その他にも「何もしていなくても、すっぱいものや苦いものがこみ上げてくるようになった」という人もいます。
こうしたリスクを知りながらも、チューブなどを使うことをやめられない人もいるかと思います。
その場合、「リスクを背負ってまでも、道具を使って吐かざるを得ない」という状況にまで追いつめられてしまっているのかもしれません。
道具を使って吐くことをやめたい人は、まずは食べ物に向かう強い衝動(過食衝動)を無くすことが重要です。
センターでは過食衝動を無くして、無理せずに過食や食べ吐きを止めることを目的とした無料相談を行っています。
チューブ(道具)吐きに困っている人も無料相談を検討してみてください。