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食べ吐きで顔が大きく丸くなる?

食べ吐きと「だ液腺」のカンケイ

食べ吐きすることによって、顔が大きく腫(は)れたり、丸く見えることがよくあります。

これは、耳の下からあごあたりにある「だ液腺」が腫れることによって起こります。また、食べ吐きをする時に通常の何倍も食べ物を噛むので、顔まわりの筋肉が発達することが影響している場合もあります。

食べ物を噛むと、だ液腺ではだ液(いわゆる「つば」)が作られます。
このだ液がスムーズにだ液腺を通ることができれば問題はありません。

食べ吐きすることで口の中が傷ついて腫れたり、顔まわりの筋肉が発達している場合、だ液腺からスムーズにだ液が出なくなってしまいます。
さらに、噛む回数が多いとその分たくさんのだ液が作られます。
うまくだ液が出せなくなっただ液腺の中に、どんどんだ液が貯まってしまった結果、だ液腺が腫れて顔が大きく丸く見えるのです。

だ液腺の腫れを解決する方法は?

残念ながら食べ吐きをしながらだ液腺の腫れを防ぐことはできません。
ものを噛めばだ液が出る、というのはそういった身体のしくみだからです。

顔が大きく丸く見えるのをなんとかしたいと思ったら、食べ吐きを止めるしかありません。髪の毛や帽子で顔まわりを隠す人もいますが、今度は隠すことがストレスになり、さらなる食べ吐きにつながることもあります。

センターでは食べ吐きに悩んでいる人へ無料相談を行っています。興味のある人はホームページを見てみてください。