宮下富実夫さんのこと その①
「ヒーリングミュージック」、「音楽療法」、「音薬」
今の時代の方々はもうあたりまえに聞いたことのあるワードではないでしょうか?
小生は音楽評論家でも音楽を語れる者でも、関係者でもないのですが、一般人としていちファンとして、ひとつの音楽シーン、文化シーン、音楽カルチャーを少しでも残したく書きとめておきたいと思いました。
思い返すこと中学生時代、生意気にも(^-^;早々に生きる意味や苦しみ、病の苦しみ、不安なんかに興味をもっており、当時、地元にあった五番館西武(懐かしいなぁ)というデパートの精神哲学書コーナーにポツンとあったCDになぜか興味が魅かれ親に買ってもらいました。その名も「瞑想」。人生においての3枚目のCDでした。ちなみに人生初CDは長渕剛さんの「昭和」!2枚目は喜多郎さんの「シルクロード」。なんかジャンル広すぎというかバラバラ。
僕が中学生の頃はアイドルブームの後半で光GENJIや南野陽子さん、小泉今日子さん、中山美穂さん、Winkさんなどの音楽が流行。そして個人的にTM NETWORKの小室哲哉さんが操るシンセサイザーの音に興味深々でした。
そんなシンセサイザーの文字が裏のジャケットに。
そしてシンプルな〇と△が合わさったロゴにBIWA STUDIOと書かれた文字。ジャケットは耳がドーーーンと描かれていてツボらしき名前が書かれています。これもまた目を惹きました。試聴なんかもない時代でしたし、高額嗜好品です。でも、どうしても聞きたい。どうしても興味がある。しかし、音楽性も内容もよくわからない。。。。中学生の僕にはハードルが高かったのですが手元にお迎えすることができました。早速、プレイヤーにセットし再生。
川のせせらぎ、鳥のさえずり。。。。???正直、度肝をぬかれました。
やがて静かに単調なメロディがやってきます。。。。。???
そして永遠と繰り返されます。
クラシックでもない、フュージョンでもない。それはそれは不思議な音楽CDでした。しかし、ジャケットを読みながら聴き入ってるうちに中学生だった僕は、やがて覚醒してしまうことになるのです。
つづきは②で。
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