直感を信じる力。母の乳がんが発覚した日の出来事
母が54歳の時のこと。乳がん検診の際、良好と診断された。どうにも胸騒ぎがした母は精密検査をお願いした。
そこで医師は精密検査をしたが、やはり結果は良好。しかし母はやはり直感から納得できなかった。
「胸のトクトクと脈打っている、ここの組織を検査してください! もし何もなければ私はこれで諦めます」と必死に説得。
医師は「そんな自覚症状は聞いたことがないから当てにならない」と突っぱねたが、母の頑なな説得に応じて渋々再検査。
それから日にちも経たずに医師から直接電話があった。
「乳ガンでした。私たちの対応、本当に申し訳ありませんでした。今すぐに手術の日にちを決めるので病院にいらしてください」
母はその電話の前に入院の準備もすでにしていたそう。僕らには気丈に振る舞っていたが、陰で泣いていたのだとか。
あれから術後十数年の時が過ぎた今、まったく転移もない。
「あの時に諦めていたら、きっと発見は遅れて私はここにいない。だから拾い物のような人生、楽しまなくちゃ」母はいつもそう話している。
自分の直感を信じる。
口で言うのは簡単だけど、すごいことだと思う。
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