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なにがなんでも痩せる方法
通常のダイエット指導においてはできるかぎり筋肉を増やす(減らさない)ことと脂肪を削ることを主眼において指導を考えます。
しかし、体重制限のある競技なんかではとにかく計量期日までには体重を落とす必要があります。基本はとても当たり前ですが、とりあえずなにがなんでも痩せたい人に向けての運動とダイエットを考えてみます。
前半はセオリー、後半は裏技的なもので書いてみます。
ダイエットのセオリー
ダイエットのセオリーとして
摂取カロリーを抑えつつ消費カロリーを稼いでいく
そのためには運動強度がそれなりにありかつ継続できる運動を選択することが重要となります。
運動強度が高い筋トレなんかだと時間あたりの熱量は高くてもボリュームが少ないのでどうしても消費総量が少なくなってしまいます。
一方で低強度のエアロバイクや電動自転車漕いでても時間は長くても強度が低いので結局総量が低い。
となると強度高めの有酸素運動が基本最適解となります。継続できますからね。
強度強めの有酸素運動とは
強度が強めの有酸素運動といえば、ファーマーズウォークいいですよね。最近ファーマーズウォークについての記事を書いたのですが、マニアックすぎるのかあまり伸びません。かなりの自信作だったのですが。。
あと無難にウォーキング、サイクリングなんかはいい選択。サイクリングは主観的運動強度が低い(自分ではきついと思わないけど意外と強度が高い)ので楽。移動手段として差し込むと自然とカロリー稼げます。
私はオフ日なんかは最近は山を歩いています。景色も楽しめますし足関節の重要性も感じられるし、筋肉にも脳にも単調でない刺激が入ります。
柔術のスパーリングってどう?
基本強くなるために練習はするべき、というのが私の考えです。そして、その練習も内容によっては消費カロリーは大きく稼げます。
とはいえ、ハーフガードに終始してかつ拮抗して動きがあまりなかったりした場合、疲労感と見合うほどのカロリー消費はないでしょう。
むしろ地味ですが、打ち込み練習なんかはとても運動量を稼げるかと思います。
サーキットトレーニングもあり
とはいえ競技専業でないケース(ほとんどの方がそうかと思います)の場合、実技練習して筋トレして有酸素もこなすというスケジュールはおそらく現実的ではありません。
この場合にはサーキットトレーニングも有効な手段です。強度が比較的高く、時間も短時間で終わります。
サーキットトレーニングの一例はこちら。
基礎代謝を下げないために
消費カロリーの最大化を考えると基礎代謝(何もしなくても消費されるカロリー量)を落とさないことが重要です。基礎代謝は筋肉量と比例するので、筋肉をなるべく落とさないようにすることが一番大事。そのためには、
過度なカロリー制限はNG
筋肉を保つためにトレーニングの強度を落とさない(維持する)
運動量を増やし過ぎない
などが一般的なアプローチです。
ボディビル的な考えだと
食事管理+週5程度のトレーニングプラス有酸素、となります。
減量中に筋肉はつかない
減量しながら筋肉をつけるのは基本難しいです。というか無理です。減量とは体から質量が減る状況なのです。
「いやいや、私は減量しながら筋肉をつけることができている」
という方は、おそらく皮下脂肪が減って筋肉がくっきり見えるようになったことに対して誤解されているのかと想像します。
大事なことは食事管理と計画性
こんなことを言ってしまっては身も蓋もないのですが、大事なのは計画性なんです。仕事と一緒です。しっかり計画を立ててマイルストンを設けてチェックして振り返りをしていけば必ず痩せます。
しかし、そうは言ってもイレギュラーで食べすぎたり、忙しくて運動が出来なかったりと計画が崩れてしまうこともあるでしょう。そんな人にとって駆け込み寺としての需要もあると思います。
このあたりはパーソナルでご依頼いただければしっかり対応します。(希望に沿えるかは内容次第でありますが。。)
ですが、パーソナルの1時間でサーキットを行ってもせいぜい運動では700kcal消費する程度。脂肪を1キロ減らすためには7200キロカロリーのマイナスを作る必要があります。
単純計算で10回パーソナルやって1キロ脂肪が減るだけだとしたら時間も費用も勿体ないです。
学ぶべきは食事管理
運動も大事ですが、なによりカロリー収支をマイナスにするために学ぶべきは運動以上に食事が大きいのです。
ちなみに私の食事指導は非常にシンプルなものですので、栄養学の教科書を一冊お読みになった方が安く済みます。分からないことはgoogleに聞きましょう。食事に関しての私の知識は楽に取り組めるアドバイス程度のものです。
型にはめる理想論でなく現実的なアドバイスとかは可能です。が特別なものはないです。
短期間で大幅に体重を落とす場合、脂肪はそれほど減らず筋肉と水分が減る傾向になります。現実です。が、やらなきゃならない時もあるし、飯が美味いのも共感できます。食欲に負けるのも人間らしくていいと思います。
無理なく体重を落とせるペースとは
どれくらいが無理なく落とせるペースなのか
脂肪をメインに削っていくなら月2〜4キロのペース。つまり週1キロ程度のマイナスが無理のない範囲です。
仮に4週間で8キロ落とすとしたら、、、
筋肉と帳尻を合わせるために水分も減らす必要があるでしょう。長期の脱水、ホントだめですよ。
苦労して筋トレで筋肉付けても落ちるのは一瞬です。
筋肉の減少ももちろんですが、それ以上に脱水はパフォーマンスに大きく影響するのでご注意ください。
柔術のような直前の計量システムではリカバリーは難しいものとなります。
と綺麗事を話しました。いや方法ありますよ!
競技者のための減量テクニック
理想論じゃなくて現実的な方法は?
アナタにだけ教えましょう。
塩を減らすと身体に保水できなくなるので脱水します。カリウム増やしても相対的に脱水します。
食べ物の嵩を減らせば腸内の便が減るので体重も落ちます。
短期の減量テクニックは言ってしまえばそれだけです。
ファスティングやらのアプローチをしておきるのは上記プラス筋肉量と少しの脂肪が減る形です。筋肉量が減って基礎代謝も低下するのでリバウンド&パフォーマンスが低下します。
競技においての減量も、この辺りをうまく調整してやる形になります。パンダメンバーで詳細を知りたい方はパーソナルをご利用ください。
除脂肪と競技のための減量の違い
除脂肪に対しての答えは明確にあります。
80点を取る方法論は確立されている。男性なら体脂肪率10%くらいまではセオリー通りで進みます。停滞するとしたらイレギュラーな事態か、計算、計画が破綻しているのかもしれません。
(ボディビルコンテストの仕上げなど、専門知識や調整が必要な領域も存在します。そちらはちゃんと専門家の知識を借りましょう。)
8時間ダイエット、アプローチはオートファジーを働かせる方法、決してこれもダメではありません。
ただ、それが除脂肪にとっての最適解ではありません。腸にとっていい方法だったり、自身の生活スタイルに取り入れやすい方法であったりはするかと思います。
理想論が自分にとっての正解ではない
一日複数回、栄養素が計算された食事をこまめに分割して取って定時にトレーニングを行う。
プラス必要であれば有酸素運動を取り入れる。
これが除脂肪の最適解。ですが、これを現実取り入れられるかってのはまた別の話。
会食が毎日ある。夕飯は家族と同じ内容の食事を取らないといけない、酒は絶対に飲みたい。甘いものはやめられない。
みんな各々の事情や縛りがあります。
なのでダイエットの正解は個人それぞれにあります。
自分に合った方法を探してみましょう。
そちらのお手伝いやアドバイスは可能です。
基本知識は本とgoogleで賄えるので無駄な出費は控えましょう。そこにトレーナーを活用する必要はありません。ただ本も読み聞かせてもらった方が頭に入る人もいます。
その辺は好き好きでどうぞ。
腸内環境からのアプローチ
ひとつアドバイスをするなら腸内環境を整えるアプローチはおすすめです。
普段もそうですし、ダイエット中は食事の総量が減ったり繊維質が不足したりタンパク質の割合が高くなってお腹の調子を崩す方も少なくありません。
腸内環境を適正化することで排便やトレーニングの質も高まります。
ちゃんとしたトレーニングでは腹圧が必須となりますが、腹圧をかける際、お腹の調子が悪いと腹圧のコントロールもままなりません。お腹の調子を整えることでトレーニングの質も高められるのです。
腸内環境を整えるにはルミナコイドを摂取しましょう。
ルミナコイドは食品にも含まれていますがルルミルクを利用するのが簡単です。
ルルミルク、おすすめです。
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