
初夏のカルボナーラ☀️
見た目はカルボナーラだけど
なぜかスペアミントがのっている。。。
謎のカルボナーラ🧐
なんですが、これも立派なカルボナーラ👍
カルボナーラのローマの定番レシピでは。。。
卵 グアンチャーレ(豚の頬にくの塩漬けした生ハムの一種)とペコリーノロマーノ
“ペコリーノ“は「羊飼い」っていう意味なので、羊のミルクから作られたハードタイプのチーズ🧀
結構歴史は古くて、古代ローマの時代は行軍する際の兵士たちのカロリーメイトみたいな存在だったらしいです
「羊飼い」という意味合いから白ワインで使われるブドウ品種でも“ペコリーノ”というブドウ品種がありますが、これは羊飼いが放牧中に見つけたブドウ品種ということで、この名前になったみたいです🙄
さて、問題のカルボナーラですが、このレシピは意外と歴史の浅いレシピで、第2次世界大戦後に生まれたと言われてます。
敗戦国イタリアのローマに駐在していたアメリカ人兵士が、卵とベーコンだけは持っているけど、調理する場所もなくお腹を空かせて入った飲食店で、自分が持っている材料を使って「なんか美味しい物作って!」と頼んだ時に生まれたレシピ。。。
元々、ローマには歴史的に長くローマ料理の一品として君臨し続けている“カチョ・エ・ぺぺ“というパスタそーすがあるのですが、ローマの方言で“カチョ“は「チーズ」。“ぺぺ”は「胡椒」という意味なので、とてもシンプルでチーズと黒胡椒だけで味付けをするパスタソース。
きっと、そのお店の調理人は、その“カチョ・エ・ぺぺ“をアレンジして生まれたのが、おそらくカルボナーラであると、僕は個人的に推察しています😉
そして、“カルボナーラ”は煙突掃除職人のことで、煙突掃除が終わった時に顔が隅で真っ黒になるイメージで名付けられたようです。
なので、卵と豚肉加工品とチーズと黒胡椒が使われていていれば、“カルボナーラ”を名乗って行けないはずはない‼️
ということで、暑い日に食べるには重すぎる味を初夏っぽくしたくて、チーズはクリームチーズ(本当はリコッタチーズがいいのですが、日本で買うとそれなりに高価なので。。。)に全卵を加えて、そこにレモン汁小さじ1杯とスペアミントを5枚ほど入れてハンドミキサーで混ぜてソース完成
フライパンに刻んだベーコンをカリカリになるまで弱火で火を通したら、カリカリのベーコンだけ取り除いて、そこにガーリックオイルを少量入れてベーコンから出た脂とよく絡めて風味漬けの準備。。。
茹で上がったパスタをそのフライパンに入れて、お玉一杯分の茹で汁を入れてよく絡める。。。
オイルと茹で汁がパスタに絡んできたら、火を止めて数秒小休止
火を止めて落ち着いたフライパンにカルボナーラソースを入れてよく絡める。。。
よく絡まったら味を確認してレモン汁を少量(必要なら塩も)入れて仕上げ
盛り付けたら、たっぷりの黒胡椒とフレッシュのスペアミントを飾って完成❣️
豚肉加工品としてベーコンが使われて、チーズも使われて
何よりも重要な「煙突掃除職人」を象徴する黒胡椒もたっぷり
カルボナーラを名乗って問題なし!
めっちゃ暑い日の夜だったので、軽快に楽しめるカルボナーラ。。。
使う油も少なくて、とてもヘルシーで美味でございました🎶
是非お試しください😉
ここから先は
飲食店のコンサルティング業を20年弱経営しているEmilioです😉 レストランで調理される料理は、やっぱり家庭で作るにはハードルが高いも…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?